オッザーノでクレシェンティーニパーティーをしよう」
といっていたパオロ。
その「機会」は、私の誕生日となった。
その「おばちゃん」とは、
オッザーノの住人、マウリッツィオのお兄さんのお嫁さん、
カテリーナ。

実はクレシェンティーニとは縁のない、ドロミテ出身、
でもボローニャ近郊に住んで40年以上。
クレシェンティーニ(このへんではトラディショナルないわゆる揚げパン)は
それぞれの家庭でレシピが微妙に違い、
レシピを尋ねてもぜんぶは教えてくれなかったりするとか。
いくつか教わったレシピのなかで彼女が気に入って作り続けているのは
もと同僚からもらったもの。
小麦粉、卵、塩、やわらかいチーズ、リエビト、お酢、牛乳入り。

切れ目を入れるのは、膨らみすぎないように。
植物油で揚げる。

プロシュット、サラミ、モルタデッラ、チッチョリなどアッフェッタートミスト、
スクァックェローネ(やわらかいフレッシュチーズ)などを
のせたりはさんだりして食べる。

小たまねぎ、ペペロンチーノなどの酢漬けで口をリフレッシュしながら。

集まってくれた30人ほどの友達と、
念願のクレシェンティーニパーティーを
私の誕生日にできてご満悦のパオロ。

ありがと♡
このあいだはスモークされながらバームクーヘンを作ってくれたなおこさん、
今回はしゅうまいを「つつみたて、蒸したてが美味しいから!」と
蒸し器、ホットプレート持参でその場で作ってくれた。

しかも生地から!
すごいよなおこさん。
21時をすぎてもまだなんとなくあかるい夏至のあと。

ここからが本番。
ソプラノ歌手のやすこちゃんが
ここ干し草置き場でその歌声を披露してくれた。

伴奏は1Fの住人マウリッツィオ。
もちろん打ち合せなんてない。
でも2人ともすごい!
いつもおちゃめなだけじゃないの。笑
そしてやすこちゃんのご主人、日本語教師のフランチェスコがマイクを持った。
ら、はなさない!

これがまた上手なの!
芸達者な夫婦だわ〜
またよろしくね。
そして遅ればせながらケーキ登場。

待ってました!のガールズ。
誕生日会なんてこの年で照れくさいけど、
口実はなんでもいい、
子どもも大人も犬も、みんながのびの〜び楽しい集いを
この田舎の家でまたやろう。

ありがとう、ドリーマーパパ、パオロ。
そして何十年ぶりに誕生日を一緒に過ごした両親。
せっかく来てくれたのにどこにも連れていけなくてごめんね。
いつも心配ばかりされているけど
amoreあふれる家族とたくさんの友達にかこまれて
私はここで幸せに暮らしています。
どうもありがとう!
2次会のお祝いはボローニャ現代美術館MAMBoの
人気バーで。

きのうボローニャ入りしたミンモとピーナも
やっぱり娘の卒業はうれしそう。
卒業生の勲章、ローリエの冠かぶってドットレッサに乾杯!

久々のアメリカーノ(カンパリベースのロングカクテル)。

いつぶりに飲んだかな、
前は毎日のようにアペリティーヴォで飲んでたなー。
ゆまは朝から楽しみにしていたミンモとの再会に
はじかみながら大喜び。
ナターレのときさんざんやっていた
みけんのほくろ(イボか)をボタンにミンモをON, OFFにする遊びを
覚えていて、
さんざんつきあってもらった。

これまただーいすきなサブリナのおにいちゃん、ジャンニとは
ナターレぶり。

膝にのってごっきげん♪
明日から2ヶ月、南仏の家庭でベビーシッターをしながら英語を教えにいくサブリナ。

卒業のプレゼントに手作りピアス。
in bocca al lupo (good luck)!
おみやげ話楽しみにしてるよ。
もう何年も前にいちど訪れたことがある。
丘陵に囲まれた静かな町で、
丘の斜面の下から上まで灰褐色の石の建物がびっしり並んでいるのが
印象的だった。
ここの旧市街にちいさな家を買い、
この土地ならではの素材をいかしてリニューアルし、
ヴァカンスに来る旅人に貸しアパートをしているオルネッラから
インテリアのポイントになるような作品をと依頼をもらったのは
出産約1週間前。
大急ぎで作ったのは、ベッドルームのヘッドボード

それに、テラスからみえるドゥオーモと
キーホルダー。

出産当日に作品をしあげ、退院翌日に受け取りに来て、
その足でフォトグラファーとモディカに飛び、
リニューアルするホームページ用に写真を撮って来たとか。
(アパートのサイトは追ってご紹介!)
かがみごしの作品

テラスからみえるドゥオーモ

作品をとてもとても気に入ってくれて、
別の作品のオーダーももらい、
「いつでも好きなだけ泊まりにきてね!」と誘ってくれた。
是非お邪魔したい♪
お土産に、チョコレートで有名なモディカの老舗、
Antica Dolceria Bonajutoの
アーモンドペーストでできたシチリアならではのお菓子

それにペペロンチーノ入りチョコレート。

独特なじゃりじゃりした食感は、シンプルな材料で低温製法で作られているから。
カカオの香りがしっかり残り、香辛料もぴりっとストレートに感じられる。
あーまた行きたいな〜
まっててね、モディカ♪
掃除からゆまのお昼寝まで面倒みてくれて、
ほんとうにありがたい。
わたしはみうの授乳と布おむつ洗い(一日25回は替えているはず・・)、
そして本業の作業もできている。
ここのところ昼はわたし、夜は母が料理を担当。
2日間つけこんだ母作のこのリブ、おいしかったなー。

タレはしょうゆ、酒、砂糖、しょうが、にんにく、りんごジュース。
冷凍庫にいれて味をしっかりしみ込ませていた。
膝元にあたたかいものを感じたら、
それはゆず。

おねだり中。
あとすごーくおいしかったのは、
鯖の梅煮。
の缶詰。
ゆまはタレをかけて何度もごはんをおかわり。
よくできてるよねーああいうの。
はじめての沐浴。

ゆずっていただいたタミータブを使ってみるも、
首がすわってない新生児にはちょっと使いにくい。
なので次回はゆまと同じくたらいにしてみることに。
今日は初検診でゆまと同じ小児科のアンジェラのところにもいった。
3160gで産まれて退院するときは2935gに減り、
通常だと生後1週間で減った分が戻るくらいらしいのが、
みうは3300gになっていて、ottima crescita、よーくそだってます印をもらった。
母乳を飲むたびにうんも出てるので栄養の吸収が悪いのではと思ってたけど、
心配無用のよう。
小児科検診から帰ってきたら、
「みうちゃ〜んおかえりー♡」とゆま。

おおはしゃぎ。


ほほえましい♡
とオーダーをもらったフランチェスコから、
友達2組のウェディングに名前が入った作品を作ってと依頼があった。
それで、シャンパングラスとぶどうのつたを組み合わせて
こんな作品ができた。


120cm x 80cm。
amore♡をこめたパッケージ。


おめでとう!
紙おむつトップブランドはご存知パンパース、
値段は割高なものの、その下のクラスとの質の違いはかなり大きい。
1日10枚以上消耗、そして割高な新生児用の紙おむつ、
ゴミの量はもちろん、出費もかなりのもの。
出産前に、4月に第2子を出産したママ友にどうしているか聞いたら、
「うちは布おむつ。とってもいいよ♪」という。
忘れてた、そんなものがあったっけ!
以前エコイベントでプロモーションしているのをみて、
気にはなっていたものの
新生児の世話と家事と仕事とただでさえ忙しいのに
おむつの洗いものまでこなせるのか?
→いやぁムリムリ!
と思っていた。
でも、ママも家事も仕事もがんばる
2人子どもがいるその友達のそのひと言で、
わたしもやってみようかな、という気になった。
まる一日リサーチ、悩んだすえ、
日本の母に相談したら、
ゆまと同い年の子をもつ妹が出産のときに一式そろえたものの、
育児が大変すぎてあきらめたという布おむつがあるという。
「大変だと思うけど試したいならもっていくけど。」
なんてラッキー!
もちろん持って来てもらった。
みうは、うんの出が非常によく、30分で3回することもある。
たしかに洗う手間はあるものの、
母乳しか飲んでいない新生児のうんは臭くもなく、すぐおちる。
これを毎回紙おむつを使っていたら・・とおもうと、
赤ちゃんの肌にも環境にもお財布にもいいことばかりに思える。
洗うのも慣れの問題。
夜寝るときと外出時は紙おむつ使用で
臨機応変、気楽に使ってみている。