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ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu

2011年 04月 17日 ( 1 )

パスクァの美味、先取り

毎週日曜日の朝、天気がよければオフロードバイクKTMで
山道をワイルドに飛ばすのが楽しみのパオロ。
パスクヮ(イースター)まえの走り納めとかで、(口実はなんでもいいのだ)
バイク仲間と出かけていった。

今日はバイクを置かせてもらっているサンドロ&パティ宅に妻たちも集まり
みんなでパスクァ先取りランチ。

パティのキッチンには、私も大好きな春の野菜がたくさん。
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手前は空豆、奥はプンタレッラ。

プンタレッラはチコリの仲間で、ローマっこが大好きな苦みがある野菜。
春先の少しの時期しか出回らない。
まるでアスパラのような花芽の部分を食べる。

天気がいいので庭でプンタレッラのそうじ。
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ロマーノ(ローマ人)がパートナーのオリビア(右)の指揮で、
ローマ風にプンタレッラをうす〜くそぎ中。
ちょっとでも厚いところがあると、
「ローマのおばあちゃんに手をちょんぼされるわよ」と脅かされる。

あまりに手間がかかるので、よっぽどのことがないとやらないそうだけど、
ローマの八百屋では店番中のおばちゃんたちがそうじしたそぎ切りプンタレッラを
キロ20ユーロで売っているそう。
掃除前のプンタレッラの4倍ほど!

アスパラは、アスパラ鍋で水から茹でる。
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アスパラを縦で茹でるアスパラ鍋も、
水から茹でるのもはじめてみた。

そうこうしているうちに、バイカーたち無事帰宅。
早速アペリティーボ。
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空豆は、生でも食べる。
私はさやごと焼き空豆にすることを提案。
こっちじゃ誰もそんなことしないようで、「日本料理ね!」と喜ばれた。
ペコリーノとよくあう。

プンタレッラはアンチョビとつぶしニンニク、たっぷりのオイルで味付け。
くたくたのアスパラはレモンをそえて。
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苦労したプンタレッラ、たしかに薄〜くそぎ切ったかいがあった。
普通に切ったのと、こんなに風味が違うとは!
太くて立派なアスパラは、私にはやっぱり茹で過ぎ。もったいない。
やっぱり歯ごたえが残るくらいじゃなくちゃね。

メインの一品目は、皮ごと豚のロースト。
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トスカーナ料理レストランを持つパティ作。
カラメル色のきれいな仕上がり、見た目のままの美味しさ。

もうひとつは、羊料理のアッバッキオ、ローマ風。
これはオリビア作。
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羊のローストで、にんにく、ローズマリー、
それにアンチョビとたっぷりのビネガーを仕上げに使うのがローマ風。

どちらも超好みの肉料理。(しかも大好きな骨付きかぶりつき系♪)
付け合わせのローストポテトもおいしくて、
ゆまを片腕に、ぱくぱく、しかもおかわり♪
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〆はドルチェ。
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オリビアは自家製クロスタータも持参。
イタリアの定番デザートで、タルト生地よりもさっくり、
クッキーのような感覚なタルト。
いちごのジャムも手作り。
それに、ジェラート3種盛りに、フルーツ。
もちろんぜんぶ「いただきます♪」と
振るまわれるがままに食べてしまった。

お邪魔していた6時間、いろんな人にかまわれて
たくさんおしゃべり、ずっとごきげんだった、ゆま。
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5ヶ月弱にしてこの落ち着き具合!
イタリア人の子どもだったら食卓でも30分も持たないよねー
とみんなに太鼓判をもらう。
よしよし、この調子♪

今日のふりふりワンピースは、抱っこされているアナリザからのプレゼント。
20いくつになる男の子がいるアナリザ、
「女の子は着せ替えができて楽しいわね〜」。

来週末のパスクァ本番はナポリの南にお呼ばれしている。
南にいけばいくほどおもてなしが半端ない。
食事の時間も北の倍はあるほど。
今から心と胃袋準備しておかねば。
by grazia_chizu | 2011-04-17 22:14 | buono!