ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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ガイヤの家は(まるで)美術館

ボローニャチェントロの美大通りにある歴史的建築物。友だちの大物デザイナーやアーティストもスタジオをもつここに、ガイアの家がある。
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どこもかしこも立派なフレスコ画が。
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ここはもと寝室。巨大な黄金の木彫りエンジェル。寝てる上に落ちてきたら...
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昔は上流階級の人たちはたか〜い天井のひろ〜い部屋に住み、赤ちゃんが産まれても母乳はあげず乳母が育てていた。
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それが18世紀後期になり母乳育児や家族で過ごすということが重視されるようになってきて、部屋は縮小されそこに使用人用の通路が作られた。それでも部屋は充分大きいけどね。
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親族のものかと思えば、家主のガイアとご主人は15年前にこの家を買い、10年かけて修復してきたそう。その前はここはなんと筆入れ工場があった。しかも15世紀のフレスコ画はほとんど白く塗りつぶされていていたそう。びっくり!それを直すまでにどれだけ費やしたことやら。普通に1世紀前からありそうな家具もなにもかも、ガイヤたちが持ち込んだもの。お見事。
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わたしがいちばん気に入ったのは、使用人通路わきにあるこの扉。なんという繊細さ。この階段の向こうは行き止まり。昔は上の階とつながっていたのだろう。

この家に「なにか作って!」というご依頼をいただいた。光栄だわ、さて何作ろうかな。



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by grazia_chizu | 2016-03-17 03:52 | day 2 day