旅する土鍋〜マルコの農場B&Bへ
2013年 09月 05日
チェラミスタ(陶芸家)のたまちゃんこと我妻珠美さん。
今日はマルコの農場B&Bで鍋奉行。

友達がくるたびにお邪魔して、
みんな次回ボローニャに来るときは是非ここにとまりたい!という
ゆめのような場所。
たまちゃんにも是非体験してもらいたかったし、
アートがわかるマルコにも紹介したかった。
さっそく、4人兄弟にたまちゃんの「たねさん」を託した。

旅するたねさんプロジェクト、
すでにあっちこっち120人個はまかれている。
兄弟、自分のたねさんを選び

顔をかいて命をふきこんだ。

次男のエド、「これ植えたらどれくらいで芽がでるかな。」

パパ、「どうだろうね、やってごらん。」とウィンク。
おもしろいなぁ。
すえっこのカルロが「ぼくやりたくない!」っていうので
ゆまが描いた。

農場もおにいちゃんたちもだーい好きなゆま、
ここの長女としてたねさんが残ってうれしいね♪
さてさて、旅する土鍋プロジェクト、
たまちゃんは親子丼を作ってきた。

ん〜いいかおり!
在日体験のあるアナクリも「なつかしいにおい!」とにっこにこ。
たまちゃん自らふるまった。

ビオ卵の親子丼、
子どもたちもりもり食べて、たまちゃんもにっこり。
わたしはアナクリのリクエストで巻き寿司を作った。

アナクリは、このお鍋にペペローネ(パプリカ)と松の実のリングイネを。

ワインは今夜ご一緒したダニーラのワイナリー&農場から。

グレーのお鍋にカラフルなペペローネの色が映えておいしそう!
うれしくってお鍋のふたかぶっちゃったよ♪

このふたにはね、また素敵なストーリがあるのです。

建っているのはたまちゃんのルーツがあるイタリアのパラッツォ(たてもの)。
そこから鍋をぐるり抱くように下にのびるのは、
根っこ、道、あるいはたまちゃんがあるいた足あと。
パラッツォにはイタリアの細長い窓、
そして上にむかってジャックの豆の木のように
“あの人”がいる天まで届け!
と願いがこめられた幹も
描かれている。
アナクリのルーツがあるドイツのプルーンケーキをほうばりながら、

楽しいおしゃべりは続く。

ハッピーテーブル、to be continued!