ロマーニャの週末〜5月〜錆染め見学
2013年 05月 03日
ちょうど1ヶ月前の「ロマーニャの週末」に味をしめ、
またヴェロニカの実家にステイ、
プチバカンスしてきた。
今回は金曜日の夕方にサンタルカンジェロ入り。
というのは、毎週金曜日には、380年の歴史がある錆染めの老舗
マルキ(Marchi)の工房見学ができるから。
マンガノというこの巨大な車輪の内側を人が歩くことによって
3.5トンの石を動かし、その下に敷いた反物の生地をプレスして
生地をなめらかにする。
実演中。車輪はまわり、石はなんというか、
遊園地の“バイキング”?のように動き、
それによってどんなに分厚い生地でも面が均一になり
きれいに染めることができるとか。
ロマーニャの伝統でもある錆染めをする工房は他にもあれど、
どんな生地にもきれいに染められるのはマンガノがあるマルキだけとか。
工房には何百という数の木の染型があり、型はこの工房で作っている。
染めが薄くなったらまた同じ型で染め直すことができる。
顔料は錆やミネラル。
こんなに鮮やかな色で染まるのだ。
染の実演。
型を選んで、シルクスクリーンのようなメッシュの上に染め材をのばし、
型によくつけ、
布に置いたら上からたたきながらスタンプしていく。
簡単そうで難しい作業。
やっぱり職人の仕事場は楽しいな。
前回はテーブルクロス、
今回はエプロンと鍋つかみを買った。
何十年も使える小さなコレクション。
サンタルカンジェロを散歩すると、あちこちでネコに出会う。
これがまた強いのだ。
しっぽをぶゎっとふっさふさにして、向かってくる。
パオロが足でおいはらってもゆずに接近して威嚇、
いつシャッとやられてもおかしくない。
ゆずは負け犬の遠吠え。
どこでもネコを見るたびに大興奮するから面倒・・
夕食のまえに小腹がすいたのでピアーダの間に具をはさんで焼いたカッソーネでおやつ。
気づけば包み紙にも錆染めのパターンが。
今日のディナーはヴェロニカのパパがよく来るという海沿いのレストランで
魚介のブカティーニ。
これで二人前。
私はリゾット。
貝好きなゆまはムール貝ばかり食べていた。
前回も思ったけど、ロマーミャではレストランの質と価格がとてもいい。
ディスカバーロマーニャ、カルチャーも食もまだまだ発掘しがいがありそう。
またヴェロニカの実家にステイ、
プチバカンスしてきた。
今回は金曜日の夕方にサンタルカンジェロ入り。
というのは、毎週金曜日には、380年の歴史がある錆染めの老舗
マルキ(Marchi)の工房見学ができるから。
マンガノというこの巨大な車輪の内側を人が歩くことによって
3.5トンの石を動かし、その下に敷いた反物の生地をプレスして
生地をなめらかにする。
実演中。車輪はまわり、石はなんというか、
遊園地の“バイキング”?のように動き、
それによってどんなに分厚い生地でも面が均一になり
きれいに染めることができるとか。
ロマーニャの伝統でもある錆染めをする工房は他にもあれど、
どんな生地にもきれいに染められるのはマンガノがあるマルキだけとか。
工房には何百という数の木の染型があり、型はこの工房で作っている。
染めが薄くなったらまた同じ型で染め直すことができる。
顔料は錆やミネラル。
こんなに鮮やかな色で染まるのだ。
染の実演。
型を選んで、シルクスクリーンのようなメッシュの上に染め材をのばし、
型によくつけ、
布に置いたら上からたたきながらスタンプしていく。
簡単そうで難しい作業。
やっぱり職人の仕事場は楽しいな。
前回はテーブルクロス、
今回はエプロンと鍋つかみを買った。
何十年も使える小さなコレクション。
サンタルカンジェロを散歩すると、あちこちでネコに出会う。
これがまた強いのだ。
しっぽをぶゎっとふっさふさにして、向かってくる。
パオロが足でおいはらってもゆずに接近して威嚇、
いつシャッとやられてもおかしくない。
ゆずは負け犬の遠吠え。
どこでもネコを見るたびに大興奮するから面倒・・
夕食のまえに小腹がすいたのでピアーダの間に具をはさんで焼いたカッソーネでおやつ。
気づけば包み紙にも錆染めのパターンが。
今日のディナーはヴェロニカのパパがよく来るという海沿いのレストランで
魚介のブカティーニ。
これで二人前。
私はリゾット。
貝好きなゆまはムール貝ばかり食べていた。
前回も思ったけど、ロマーミャではレストランの質と価格がとてもいい。
ディスカバーロマーニャ、カルチャーも食もまだまだ発掘しがいがありそう。
by grazia_chizu
| 2013-05-03 22:40
| viaggio / travel