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ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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ロマーニャの週末 その2

海のあとは、内陸にドライブして、
ヴェルッキオ(Verucchio)へ。

このあたり、切り立った岩山の上に城や教会がたち、
そのまわりが村になっているところがとても多い。
ヴェルッキオもそう。

くねくね坂道をのぼっていった先には、
石畳の通りにかわいいエノテカも。
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エノテカのボードにお絵描き。
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ヴェロニカの友達のエノテカでよかった・・


18時近く、まだまだ明るい。
散歩の続きはサンタルカンジェロで。

ヴェロニカに連れて来られたのは、380年の歴史がある
錆染めの老舗に。
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マンガノといわれる大きな車輪の内側に
人が乗り歩いて、
その下に置いた布を伸ばしながら刷るとか。
いまもすべて手作業。

私が選んだのは、サンタルカンジェロの奇才(詩人、脚本家、アーティスト)
トニーノ・グェッラデザインのリンゴやザクロが入ったテーブルクロスなど。

フェッリーニ監督をはじめ、
ソフィア・ローレン、マルチェッロ・マストロヤンニといった名優と共に
イタリア映画黄金期〜現在にいたるまで大活躍したトニーノ、
代表作には『ひまわり』『フェッリーニのアマルコルド』などが。
昨年、ここサンタルカンジェロの自宅で死去。
街のあちこちに彼デザインの陶器の看板やオブジェがあり、
彼の足跡をたどることができる。

テーブルクロスを選んでいるあいだ、
ゆまはジェラートを食べてごきげん。
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また甘いもの食べ(させ)てる!
と思っていたら、
次々ヴェロニカの友達や親戚が通りかかり、
「あなたがうわさのゆまね!写真いつも見てるわ♪」と声をかけられる。
小さい街(そしてヴェロニカは古今東西とっても顔がひろい)らしくてほほえましい。

アナリザもそんなふうにして声をかけてきたひとり。
詩人でインターナショナルでも活躍する彼女、
すぐ近くの自宅の地下にある洞窟を案内してくれた。
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ここは温度は年間を通して12度。
ワインや食料のカンティーナだったこともあるそう。
ヴェルッキオでも見たけれど、
こんな洞窟で街中が地下でつながっているところが多く、
戦時中は防空壕としても使われたそう。
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奥のそのまた奥にある唯一の吹き抜けは、
高さ20mはあった。
よく作ったものだ。


夜はヴェロニカの自宅で。
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タコスの皮のようなピアーダに中身をつめて折り畳んで焼いた
カッソーネいろいろに、
サラミ、チーズ、サラダなど。
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フレッシュチーズ、スクワックェローネに
ヴェロニカお手製イチジクのジャムをはさんだものは、
おすすめだけあって美味だった。


ヴェロニカママが大好きな、ディズニーの70年代の作品
アリストキャット(邦題:おしゃれキャト)をみながら
まったりロマーニャの夜は更けていった

(つづく♪)
by grazia_chizu | 2013-04-06 22:10 | viaggio / travel