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ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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Felice 2012

明けましておめでとうございます。
ボローニャは晴天で新年をむかえました。

大晦日を去年とおなじく日伊ファミリーとアットホームに過ごした私たち。
なんと1時すぎまで超ごきげんですごしたゆまは、
これまたごきげんで目覚めた。
Felice 2012_a0142810_1013163.jpg

5(give me 5の“チンクェ”)を朝からくれまくる。

お節の準備はなーんにもしていなかったものの、
一年はじめはやっぱり和食にしたかったので
なんちゃってお節気分のこんな一食に。
Felice 2012_a0142810_10131475.jpg

母が作った黒豆(冷凍しておいた)
田作り(スナックで度々作る)
ポロネギとちりめんキャベツとリコッタのトルタ(大晦用に作ったもの)
水牛のリコッタ(ゆずの故郷から買って来た)
エビ豆腐しゅうまい(大晦日にきよこさん宅でいただいた)
イワシの梅肉まき(酒蒸しに。)
お雑煮(大晦日に作ったホロホロ鶏のオーブン焼きの残りも入れた)

紅白なますくらい作ればよかったな。

テレビをつけるとオーケストラが。
ウィーンフィルハーモニー、かと思いきやヴェネツィアの
お正月気分を味わう。
これをゆまが釘漬けで見ていたのがおもしろい発見。
もしかしてコンサートにも連れていけたりするのか!?

リッチなボロネーゼは北イタリアのコルティーナに別荘を持つのがある種のステータス。
そうでなくとも年末年始は山で過ごす人が多い。

それでもチェントロまで散歩にいくと、
思ったとおり、人、人、人。
何があるわけでもない。数件のバール以外は店もしまっている。
それでも腹ごなしなのか、ウィンドーショッピングをしながら
そぞろ歩きする人でいっぱい。
そして知り合いにばったり会ったりして
ながい立ち話をするのだ。

マッジョーレ広場は通ったものの、基本的に裏道を選んで歩いた。
それでも親戚とばったり。
ボローニャは狭いのだ。

それにしても、すばらしくきれいだった夕焼けの空。
ボローニャ独特の赤い壁と、施された装飾、
それを映す窓を見上げながら、
ここにきてむかえる4度目の元旦を
愛する家族と笑顔で過ごせることに
静かに感謝した。


Felice Anno Nuovo

すべての私たちにとって
希望に溢れる年になりますように。
by grazia_chizu | 2012-01-02 11:28 | buono!