人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

パスクァ2011

パスクァの朝、ミンモは毎週日曜日恒例の山のぼりに
パオロとルナ&ゆず(親子犬)を連れて出かけていった。
滝もあって河原もあって、というのでわたしも是非行きたかったけど、
さすがに7キロ弱あるゆまをしょっていくのも大変なので
家(というかキッチン)で待機。

料理上手のピーナを、長男のジャンニが手際よくサポート。
こちらはプリモ。
パスクァ2011_a0142810_723958.jpg

オリーブオイルで焼いた薄切りナスを敷き詰めたところに
ペンネ、スカモルツァやモッツァレラなどチーズ各種、トマトソースを入れ、
さらにナス、トマトソースをかけてオーブンで焼いたパスタ・アル・フォルノ。
パスクァ2011_a0142810_725872.jpg

オーブンでちょうどいい感じになったところで
パパたちが帰ってきたので盛りつけ。
パスクァ2011_a0142810_73514.jpg

これ、翌日はさらにおいしい。

15センチ角ほどの大盛りパスタ・アル・フォルノをおかわりしたあとは、
セコンド。
当然のように、肉、肉、肉のオンパレード。
パスクァ2011_a0142810_731279.jpg

パスクァといえばの羊。
これは煮込み。
たっぷりのグリンピースがおいしい汁をたっぷり吸って美味!

次に、この地域のおばあちゃんのレシピという
羊のアバラの詰めもの。
パスクァ2011_a0142810_7154267.jpg

詰め物は、主にチーズとパン粉。
このあたりの肉屋ではこの料理をする用のカットで肉が売られているけれど、
それ以外ではこういうふうには売っていないのだとか。
鍋のなかでコトコトされているところは見たけど
その後オーブンにも入ったのかな?
いまでは作る人も少なくなったというこの料理、
私も受け継ぎたい!

ひとやすみしたあとは、グリル。
パスクァ2011_a0142810_7153381.jpg

ミンモの出番。
パスクァ2011_a0142810_7155048.jpg

サルシッチャ、パンチェッタ、羊リブなど。
やっぱり炭火焼はおいしいな♪

気づくとテーブルの下からくいしんぼうの鼻がのぞいていた。
パスクァ2011_a0142810_7143810.jpg

そりゃこれだけ肉のにおいがむんむんしてたらがまんするのも酷かもね。
パスクァ2011_a0142810_7145071.jpg

ちょっとお裾分けしてあげた。

口直しにパイナップルといちごのマチェドニア。
パスクァ2011_a0142810_813720.jpg


それにパスクァといえばのコロンバに、ピーナ作のパスティエラ。
パスクァ2011_a0142810_7155992.jpg

ボローニャのうちのお隣のパン屋の、
昔ながらに作られたこの手作りコロンバは、キロ22ユーロほど。
これが量産ものだと1キロなんと2ユーロほど。
バールで朝食(カプチーノとブリオッシュ)より安い!
いったい何をどうしたらこんなに安くできるのか、謎。

ちなみに去年のパスクァ、昼はマウリの家で、夜はレストラン、チェザーリでと、
一日で一週間分くらい食べた。
ゆまはもうお腹のなかにいたんだな。
パスクァ2011_a0142810_8321471.jpg

今年は腕のなかにいて、
パスクァにもらった(声をあげて笑う)カメにのってたりして。
なんか不思議。
あらためて、ようこそゆま。
by grazia_chizu | 2011-04-24 07:00 | buono!