ひな祭りにお食い初め
2011年 03月 03日
“お食い初め”という行事をすることを知ったのは、ごく最近。
子供が一生、食べ物に困らないように願い、
赤ちゃんに食べ物を食べさせる(まねをする)儀式。
家族でいちばん年配の同性の人に食べさせてもらう、と知り、
ゆまをこの上なくかわいがっている上の階に住む大家のおばあちゃん、
マリアを誘って、ひな祭りと一緒にお祝いすることに。
今日のメニュー。
尾頭付きのタイ、ちらし寿司、アサリ汁、
田作り、紅白なます、菜の花のごま和えなど。
汁物とごはん物の位置、食器のデザインでこう置いてみたけれど、
これを見た母からはすぐにクレームがきた。汗
想定内だったけど。
マリアの提案で、あたまにリボンを結ばれた。
パオロいわく「農家のおじょうちゃん風」。
わたしいわく「光ゲンジ風」。
超迷惑そう。
さらに、歯が丈夫になるようにと
河原で拾ってきた「歯固めの石」を口にあてる。
たすけてー!の顔。笑える。
はじめてのゆまの食器は、10年以上前にミラノで知り合い
仲良しになった陶芸家のたまちゃんこと我妻珠美さんが作ってくれたもの。
妹が「すっごいプレゼント、思いついちゃった!」と
もったいぶって贈って(&送って)くれたこの食器、
待っても待っても届かない〜とイタリアの郵便事情にひやひやさせられたけど
無事届いてホッ。
でも吊るし雛とひなあられの箱は残念ながら半月たっても届きませーん!
ゆずまで描かれていてとってもスペシャル。
大人が乾杯!してわいわいやっていると、
あれこれやらされておつかれめさまのゆま。
新生児科の看護婦さんで、ゆまが一週間入院していたとき友だちになった
カテリーナの腕のなかで、すやすや。
パグ風でぶちゃいくでなんて愛らしい!
と、目を細めた。