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ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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ナターレのテーブル

Buon Natale!
今年は家族で過ごす、はじめてのナターレ。
去年はルームメイトのモデナの実家でむかえた。
ゆず(犬)は1月から、パオロ(パートナー)は5月から、ゆま(べべ)は11月から
一つ屋根の下。
2010年はスーパー盛りだくさんイヤーだったなー
(ってもう大晦日気分。)

この夏、コルシカ旅行に誘ってくれたパオラ&ジジとは
付き合い始めたのは夏からだけれど、もう家族同然。
ナターレは当然一緒に過ごすでしょ!
ということで、5人(+ワン子)で、ナターレのランチ。

ニューエントリーのゆまをかこんでシャンパーニュで乾杯したら、
まずはトルテッリーニ。
ナターレのテーブル_a0142810_2318549.jpg
パオラが知り合いに作って
もらったトルテッリーニを、
こだわりの肉屋から調達した
肉からとったブロードにうかべて
パルミジャーノをたっぷり。

トルテッリーニはキュっと小さく
おへその形をしていることが大切。
生地を閉じたところの厚みも
ほどよく、丁寧にとったブロードも
最高においしく、
どこで食べたものより美味しかった。


それから、私のラザニア、(トルテッリーニと同じくこれもボローニャ料理)
生産者から買ってきた豚を低温で長時間ローストしたアロースト、
ブロードをとった肉、ボッリートミストなど。
ナターレのテーブル_a0142810_2319129.jpg

どれも文句なしにとっても美味!

今年一緒にいったコルシカには、ゆまもおなかの中で一緒だったね、
毎日シャンパーニュあけてたね、
シャンパーニュ地方まで小さな生産者のところに仕入れにいくツアーもいいね、
ゆまも絶対グルメになるね、
などちいさな幸せトークはつきない。

ナターレのテーブル_a0142810_2319613.jpg

ドルチェはパネットーネにふわふわのマスカルポーネをそえて。

今年はEatalyのパネットーネにしてみたかったけど、
残念ながら売り切れ。
じゃもうなんでもいいやと、超量産もののBauliのを
近所のスーパーで。
ざっとみたところ、天然酵母で本格的に作られたものが
1キロ12~22€。
量産ものは正価8€ほど、でもナターレ前からたたき売りをしていて
Bauliはなんと2.5€。
キロあたり、普通のパンよりずっと安い。
ふわふわすぎて香料も効きすぎで本格ものとは別ものだけど、
朝食に苦いカフェにひたして食べるのは結構好き。

うちのナターレのテーブルはこれくらいだけど、
とくにおばあちゃん、おばさんたちがいる家は、それぞれがいろいろ持ってきて
この倍くらいの品数は並ぶよう。
それでナターレのランチは何時間もかけて数日分のカロリーをとることになる。
この時期プラス3キロは避けられない。
by grazia_chizu | 2010-12-25 23:17 | day 2 day