ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu

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ボローニャから30キロ強、
山の上にあるモンズーノのクリスティーナとアンドレア宅で
大晦日パーティー。

もともと教会のもちものだった建物で、
くずれかかっていたものを建築家のリタが直し、
母屋をフィリッポ&リタがウィークエンドハウスとしてつかい、
納屋側にクリスとアンドレアが買い取ったもの。
小さな柵はあるものの敷地内行き来は自由で、
夏、リタたちが1、2ヶ月フルで滞在するときは
一人息子のレイは日があるうちはリタ側のプールにずっと入っているし、
ふた家族は毎日のようにいっしょに過ごしている。
わたしたちもこの夏度々お邪魔した。

フィリッポ&リタはモーリシャス島でヴァカンス中で、フェスタには欠席。
モンズーノにくるといつもそっちの家ばかりで、クリス&アンドレア宅にお邪魔するのは
今回が初めてだった。

玄関をはいってホールの左側、キッチン&ダイニングがメイン会場。
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大人20人子ども10人のにぎやかなフェスタ。

ホール正面の階段をあがると
もと納屋の吹き抜けの空間をぜいたくに利用したリビング、
そこを一部仕切ってメインの寝室、
階段をあがると左右にロフトが広がりゲストルームと書斎になっていて、
キッズは映画をみたりロフトで遊んだり、かけずりまわっていた。
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ディズニー上映中。アメリカの国旗が似合う空間。とホストのアンドレア。
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キッズはロフトの通路から映画鑑賞。

「イタリア語と英語、どっちにする?」と聞かれ、
「イタリア語!」「わたしオリジナルの英語がいい!」
「あ、でもマテオはイタリア語じゃないと分からないからイタリア語!」
インターナショナルだ。

左から2人目がこの家のひとり息子、レイ8才。
夏にゆまもたくさん遊んでもらった。

階下にもどって、お料理を。
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キッズにサーブするクリスは日米ハーフ。
この夏おとなりで会って以来仲良しで、一緒に和食パーティーもした。

私は野菜料理のリクエストを得てヒヨコ豆ディップ、フムスと
パッタイ風のオリエンタルな炒め物を作った。
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フムスはペルシャ出身のソーガンッにも太鼓判を押されたくらい好評だった。

料理上手なソーガンッは、ペルシャ料理を。
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ターチンというお米、具、お米を順番に押入れ
オーブンで(もしくは鍋で)焼いた料理で、サフランをたっぷり使用。
通常バージョンはチキンが入るそうだけれど、
今回はチキン無しをリクエストされたとか。
上(焼くときは底)にポテトのスライスがこんがり美味しい。

ソーガンッはクリスにさそわれ秋にティーパーティにお邪魔したときからの友達。
日本びいきで、今度ペルシャと日本の料理の競演をしようと約束した。

テーブルの上にはこんな楽しいプレートも。
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とってもアメリカンでいいわ〜。
もちろんゆま大喜び。

ゆまはというと、相変わらずインデペンデント。
ふとみると誰かに食べさせてもらっていたり、
ピアノで遊んだり、
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「びんびー!」(キッズ)と上の階にいきたがるので連れていくと
金魚を見てはしゃいだり、
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階段をよじのぼりロフトで遊んでもらったり。
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そろそろ日付が変わるころ。
「トルタがあるよ」とさそうと「とーた!」といってテーブルに駆け寄った。
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誰かが持って来たチョコレートケーキ、どっちも美味しかったけど、
わたしはクリスの正真正銘NY仕込みのチーズケーキが好み。
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そしてカウントダウン、Happy New Year!
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シャンパーニュが次々空き、ホールはクラブ化。
ゆまオンステージ!
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超おどってます。
数年後にはクラブ通いしだしそう!?

インビテーションには楽器を持ってくるようにと書かれていた。
友達にはプロのミュージシャンが何人かいて、
生演奏で盛り上がる。
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もうすっかり遅いので、私たちはお先に退散。

あー楽しかった♪
2013年もいい年になりそう!


クリス&アンドレアはインターナショナルスクール勤務で、
参加者の半分は英語圏のひと、
そしてキッズを含めほとんど英語(イタリア語も)スピーカー。
オンラインインヴィテーションeviteをつかって、
誰が何人で参加か一目瞭然。
アメリカ式でスマートだなと思った。
イタリア人だったら来るはずの人が来なかったり誘ってない人が来たり、
大勢連れできたり、えらいことになるものね。
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by grazia_chizu | 2012-12-31 23:32

犬友と忘年会

ナターレのフェスタに味をしめ、いつもの公園の犬友と忘年会。

今回は建築家のオルネッラ宅の地下のプレイルームにて。
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カンパーニャからきのう持ち帰った作りたての水牛のモッツァレラ(手前)は
大人気。
ナポリの釜焼きパンといっしょにあっという間に売り切れ。

いんげんとサルシッチャの煮込みはポレンタを添えて。
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ペペロンチーノ入でちょっぴりピリ辛だけど
ゆまもぱくぱく食べていた。
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今度はアツアツに作ったポレンタにゴルゴンゾーラやスクワックエローネなど
いろんなチーズを乗せて。
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みんなで食べるとおいしい♪
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ゆまはというと、ナポリでも大好きだった暖炉の前で
「ふぉーこ(火)」をみてはしゃいだり、
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ジジからもらった年季のはいったオウムのぬいぐるみ(コロンビア産)を
カートに入れて押し回ったり、
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ちいさいビリヤード台のブラシでブラッシングしたり、
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ドルチェの登場に大喜びして飛んでみたり。
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すごいでしょ、このメレンゲ。
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わたしはライトなカボチャのプリン。
甘さ控えめがウケていた。

家主のオルネッラのパートナー、もじゃもじゃのラゴット、レオーネ。
食事中外に出されていたのを中にいれてもらって大興奮。
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トリュフ犬で鼻が非常にいい。
ビスケットをもったゆまからしっぽをふりふり離れない。

大人たちが(手で)ビリヤードをするのをじーっとみて、
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ゆまもミニビリヤード。
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何度もレオーネに玉をとられて終了。

そしてサルサを踊るジジとアドリアーナを「じじ?」と不思議そうにみて
(機敏な動きのジジを見慣れていないから)
オルネッラの手をにぎってステップをふみ、ゆま完全にオンステージ。
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みんなに拍手をもらったところで、お先に退散。

みんな来年もよろしくね。
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by grazia_chizu | 2012-12-29 23:58 | amici / friends

ナポリ散策

朝起きると雨の音。

滞在を一日伸ばしてナポリに遊びにいく予定だったので
ちょっとがっかりしていると、
雨はやみ、みるみる空は晴れ渡って来た。
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あの山のむこうが海、そしてナポリ。
直線距離は短いものの、この山を左からか右からか超えないといけない。
それでも45キロほど。

45分ほどのドライブでナポリに到着。
ミンモとピーナガイドによるナポリ散策スタート!
2人とも時期はちがえどナポリに長らく住んでいた、ジモティー。
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まぶしい太陽!
体感温度は20度ちかく。
そしてすごーい人。

私はナポリ4度目。
地理のことなどだいたいは把握している。
パオロは初めて。

早速ランチ、ピッツァを目指す。

王宮のあるプレビシート広場の近く、カフェ・ガンブリヌスの横の道を入った右手。
創業1780年、パヴァロッティもファンだというマルゲリータ発祥の店ブランディ
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東京にもオープンしたダ・ミケーレと肩を張る老舗。
ピーナのお気に入りのひとつで、
サブリナとナポリでショッピングにくるときは
ここのテラス席を陣取るそう。

アンティパストにブルスケッタとフリットを。
小玉のモッツァレラのフリットは外せない。
10個はいきたいくらい美味しい!
(無理だけど。)

ピッツァはもちろんマルゲリータに、カルツォーネ。
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もうね、生地が違うのだ。
ナポリでピッツァを食べたら他では食べたくなくなるもの。
きっと水(水道水)の成分に違いない。
NYのベーグルが他と違うのも、秘密はNYの水っていうしね。
(何が入ってるんだか。)

ギターの生演奏でナポリの歌をききながら、念願のピッツァを満喫。

そしてプレビシート広場のとなりの広場にある
カッフェ・デル・プロフェッソーレで
ナポリいち(=イタリアいち?)美味しい
カフェ(イタリア式にはカッフェ)エスプレッソを。
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ナポリのカフェは超ストレット(濃縮、で量が少ない)で、
北では4口で飲み干すカフェが、ナポリでは一口半ほど。
砂糖の量も南にいくほど増えていく。
そしてカフェの種類も多い。
夏の定番、カフェシェケラート(コーヒーシャーベットみたいなもの)は
他で飲むのとは比べ物にならないほど美味しかった。

プレビシート広場(左)と、
広場のむこうがわ、丘の上までいけるケーブルカー乗り場(右)。
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子どもは誰でもしっている♪おに〜のパンツ♪の原曲、
フニクリ・フニクラは、
もともと1880年にできたこのケーブルカー
(イタリア語ではフニコラーレ(Funicolare))の
PRソングとして誕生した。

バールとならんでナポリに多いものは、教会。
4、500mにひとつはあるという。
そして豪華絢爛なものが多い。
通りすがりにいくつか見て、
「この一角をいま作るとなったら大理石加工だけで
材料、職人、ざっとみても一億円はくだらないね。」
とミンモとパオロ、職業柄のはなし。

さて、スパッカナポリに到着。
ミンモが是非見せたかったという
サンセヴェーロ礼拝堂を拝観。
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撮影禁止なので、彫刻画像は礼拝堂のHPから。

小さな礼拝堂の天井にはため息もののフレスコ画、
そして中央にはGiuseppe Sanmartino作の
「ベールに包まれたキリスト(1753年)」。

薄く柔らかに見えるベールの下に透けてみえる肌の質感、
腕の血管など細部まで精細に彫られている。
たしかにすごい。
でもなんだか真空パックになってるみたい。
もうちょっとふわっとしてるところがあってもいいのになーと思ったりして。

これまたすごいのは、右手にある編みをまとった像。
ローマにあるトレビの泉の彫像制作にも関与したFrancesco Queirolo作の
「暴かれた欺瞞(1753-53年)」。
大理石から人だけでなく絡みつく太い縄まで掘り出してあり、
まるでホンモノ。

近くには、骸骨の装飾がちりばめられた教会、サンタ・マリア・デッレ・アニメ教会。
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17世紀に流行した死者信仰を反映している。
地下には身寄りのない人の遺骨が収められていて、
近隣の住民は、ロウソクを持って供養しにいくと、
近所に住んでいたピーナはいう。

右はピーナが12才から結婚するまで住んでいたスパッカナポリの家の前。
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チャイムをみると、当時住んでいた人の名前がほとんど。
残念ながら留守でした。

左は近所のサン・ロレンツォ・マツジョーレ教会。
13世紀に建てられ、ここでミンモとピーナは夫婦になった。
重要な教会の脇の民家には普通に洗濯物がひるがえっているのも
ナポリらしい風景。

ピーナがカフェしにきていたバールでナポリ菓子のババを。
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シロップをたっぷり含んだブリオッシュ生地に、
ラム酒をたっぷり、が定番。
ババ専門店もあって、クリームた〜〜っぷりで見るだけでめまいがしそう。

サン・ロレンツォ教会の角を曲がると、
ずらーりプレゼーペ(プレゼピオとも)を売る店が。
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これまたすごい人!
こんな通りがいくつかあり、12月上旬には一方通行になるそう。
クラシックなものから、変わり雛的な、話題な人などをかたどったものも。
人形や風景の模型を並べてキリスト誕生の場面をあしらったもので、
ミンモの家にも立派なものがあるけれど、
南にいくほど飾る人が多いよう。
(クリスマスツリーは後からはいってきた文化。)
本来毎年ひとつずつ買い足していく(あるいは作る)ものだそう。

プレゼーペがあったと思えば、ベファーナも。
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1月6日のベファーナでナターレは締められる。

ピーナが小さいころはナターレはイブに家族で食事をして夜中にミサにいっておしまい。
バッボナターレ(サンタクロース)はいなかったとか。
それで、ベファーナのイブに靴下をつるしておいて、
翌朝いい子にはプレゼントが、悪い子には炭が入れられていたそう。

同世代のパオロいわく、パオロが小さいときにはバッボナターレもいて
2度プレゼントがもらえたって。
これも北と南の違いか・・

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かけあしでまわったジモティーガイドによるナポリ散策、
今まで通ったことがある通りも別の目で見られた。
また連れて来てもらおう♪

ちなみにベビーカーは持っていかなかった。
ゆえにゆまは交代でかついで移動。
体重11キロ強、長距離移動にはなかなか大変・・
でもぼこぼこ道や人ごみがすごい通りは結局かつぐはめになっただろうな。
今度は歩いてね。
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by grazia_chizu | 2012-12-27 17:37 | viaggio / travel
ナターレの翌日は、サント・ステファノで祝日。
ヴィジリア〜サント・ステファノは日本の3が日にように、
家族親戚集まり、さいごは友達も入り交じりお祝い。

ボローニャが5度でもカンパーニャは15度。
セーター姿でお散歩に。
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ノンノ(おじいちゃん)、 ラファエレも散歩にでるところだった。
おとなりさんのジャックは、ゆずのパパ。
ひとりでお散歩中。

ノンノの畑でキウイを食べ、
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かたつむり(空っぽ)やトリの巣(空っぽ)観察し、
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川をまたいで奥のほうまで散歩。
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ぜーんぶ一家の敷地で、
パスクァのときに来たときはパオロとミンモはオフロードのバイクをのりまわした
みんなのプレイグラウンド。

今年あたまの大雪であちこちでたくさんの木が折れていて、
ノンノはたびたびノコを持って林に入り、トラクターが入れるとこまで運んで
薪にしている。

春にはスズランやすみれがじゅうたんのようにびっしり咲くんだって。
家の裏にこんな林があったら一年中楽しいだろうな〜すてき!


帰ると、ジャンニがおそようさん。
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ゆまはジャンニもだーい好き♡

ピーナは暖炉で豆を料理中。
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昔は暖炉で何でも料理したって。
足のある台を並べて、パスタを湯で、ソースもつくり、お豆も煮て、
みんな暖炉ひとつでやっていた。

薪で炊いた豆はふっくらやわらかく、
鍋で炊いたのとは別物。

煮汁にパンを浸してオリーブオイルと塩をふったものが
朝食だったりしたそう。
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今とは違う、ゆたかな時代。

ランチ、プリモは
ボローニャから持って来たトルテッリーニ2キロ。
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カッポーネ(雄鶏)や豚、牛などミックスでとったブロードで茹でて。
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おいしい〜!とみんな大絶賛。

ブロードをとったお肉をいただいている間に
ミンモは暖炉で肉をグリル。
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パンチェッタ、コッパ(ともに豚)、アニェッロ(羊)を次々やきやき。

おねだり親子。
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大量にあったグリーンサラダはあっという間になくなり、
お楽しみだった暖炉で炊いた豆も登場。
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ミンモじきじきに、パンに豆、オリーブオイル、塩、オレガノをトッピング。
シンプルでぜいたく。

今回、パネットーネは2種類あった。
ひとつはミラノはモンテ・ナポレオーネ界隈の老舗、サンタンブロージュの。
もうひとつはこちら、ボローニャはうちの隣のパン屋の。
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切ると、しっとり。
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トラディショナルなパネットーネとは少し違うものの、
香料ひかえめでしっとり、全員一致でボローニャのパネットーネに勝敗が!
トルテッリーニもここのもの。
帰ったら報告にいかなくちゃ♪

食後はちびっこフランチェスコのクリスマスプレゼントだった
ビリヤルディーノで盛り上がる。
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みんなサッカー好きなのだ。
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by grazia_chizu | 2012-12-26 03:04 | amici / friends
ナターレ当日。

朝っぱらから大変だった。

ゆまはバッボナターレの興奮さめやらずだったのか、
夜中に何度か大泣きをし、
朝も起き上がったと思ったら「ばっぼたーれ」というと
ぎゃーぎゃー泣き出した。

というか、「ばっぼたーれ」「みんも」「あっちー(いく)」というので
それじゃ着替えてミンモのところにいこうね、というと、
すべてがダメでかんしゃくを起こして泣きわめいた。

なんと声をかけてもダメで、そのまま放っておくもいっこうに直らないので
窓ぎわに連れていき、山間に雲がながれ、遠くでニワトリが鳴く景色を見せると
ぴたっと泣き止んだ。
さっさとそうすればよかった・・

それからあっさり着替え、「みんもー!」のところに。
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ミンモだーい好きなのだ。

人口4700人のサン・マルティーノ。
街の中心の教会の前には、昨日は教会の屋根の高さほどに積み上げられた
大木の薪に、日付がかわってから火がともされ、
ここまで燃え尽くされた。
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まだちりちり燃えている。

東方三博士がキリストが誕生した場所までの道しるべに
火をともしていったことが由来だそう。
いまもこのあたりではあちこちで行われ、
夜中にミサにいってはこの火をかこんでながなが談笑するのだとか。

すぐとなりは民家。
炎と煙と騒音で迷惑そう。


ナターレは肉解禁。
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アンティパストはミンモがサルデニアから持ち帰った羊のチーズいろいろに、
地元の水牛のモッツァレラ、プロシュット、自家製オリーブなど。

プリモはリコッタとスピナッチのラビオリ。
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メインはミンモの姉、アントニエッタのナターレの定番、
七面鳥の丸焼き。
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七面鳥の肉汁に、酢漬けの小さいたまねぎ、レーズンなどを加えた
あまずっぱいソースをかけて。
おいしかった!

ドルチェは昨日の残りがまーだまだ食べ放題。
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アントニエッタの夫、ラファエレは夏に収穫した野生の栗を暖炉でローストしてくれた。
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大粒の栗の身はまっ黄色で甘く、そのへんで買う栗とは比べられない美味しさ。

自家製グラッパをふるまうジャンニ。
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ミンモの親友のカティアは「グラッパ飲んだら耳が冷たくなった」って。

ゆまはミンモの妻、ピーナの膝の上でパイナップルをしこたま食べ、
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うさぎににんじんの葉っぱをあげ、
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ご満悦。

ちなみに私からみんなへのプレゼントは、
サブリナにはチャームポイントのリップ型オブジェ。
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ジャンニにはさかな。
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ピーナには小さなベンチ。
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ミンモには、カフェのカップ。
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tengo o' cuore napoletano(ハートはナポリタンだぜ)がウケた。
(このうちでは誰かしらが朝から晩までいつもカフェを砂糖たっぷりで飲んでいる。)
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by grazia_chizu | 2012-12-25 02:21 | amici / friends
昨年に引き続き、今年もナターレはゆずの故郷で。

渋滞はなく、600キロ強スムーズに5時間半で到着。
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ミンモとの再会をそんなに!?というくらい興奮して喜ぶゆず(右)と、
ゆずのママ、ルナ(左)。
ミンモとパオロは良き仕事仲間でもあり、ゆずをもらってから親戚関係になって
ボローニャに住む娘のサブリナに会いに、または仕事で来るときなど
必ず会っている。

今夜は親戚22名がテーブルを囲む。
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シェフは今年も長男のジャンニ。
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普段はサルデニアでミンモと建築関係の仕事を一緒にしているジャンニ、
趣味の料理は玄人はだし。
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ヴィジリア(イブ)の今日は肉は食べず、魚料理と決まっている。
メニューは、エビのミルフィーユ、タコのサラダ、
大きなブリオッシュのミックスサンドイッチ、
海の幸のラザニア、フレーゴラ(サルデニアのつぶつぶパスタ)、
スズキとイカやタコのグリルなど。
21時、みんなテーブルについて乾杯!
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ゆまはヴォンゴレのダシをたっぷりすったフレーゴラを離さず食べていた。
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そして5才のフランチェスコのスポンジをしゅぽしゅぽ飛ばしす遊びに夢中に。
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ドルチェコーナーには食べだしたらとまらないストルッフォリが。
小粒に揚げた生地にアツアツにしたハチミツをからめたナポリのクリスマス菓子。
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罪なお菓子だ。

3日かけて作ったという立派なカッサータの中身は
リコッタベースのクリームにつぶつぶチョコレート。
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まわりのデコレーションだけで砂糖5キロ使ったって。
カロリーの爆弾なり。

自家製リモンチェッロやグラッパなど食後酒タイムになったころ、
深夜0時。
プレゼーペにベビージェズー(キリスト)がセットされ、
ボンナターレ。
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するとシャンシャン鈴の音とともにバッボナターレが登場。
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クリスマスツリーの下にはプレゼントがいっぱい。
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さっそくプレゼントオープンタイム。
名前の札をサブリナが読み上げ、みんなにプレゼントが届けられる。

ゆまももらったよ。
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手編みの帽子とマフラー。
さっそくかぶって、興奮気味に「ばっぼたーれ!」(バッボナターレ)と繰り返す。

それからはずっとオンステージで、
プレゼントの仕分けをするサブリナのわきでお手伝い。
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両親からはというと、キーボードをプレゼントしたかったものの、
時間切れでいいものが見つからず、
お預けに。
ベファーナ(1月6日、ナターレ最後の日)までに見つかるといいな。

と、はじめてのバッボナターレにだっこされるのは怖がったけれど
「ばっぼたーれ」はなにやらいいものをくれる人だということは分かったらしいゆま。
また来年会えるといいね♪
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by grazia_chizu | 2012-12-24 01:28 | amici / friends

buon natale!

いよいよナターレカウントダウン。

オーダーされていた作品たちは無事受け渡し、
オーダーしていたトルテッリーニ2キロ、パネットーネをピックアップし、
明日から数日間、ナポリの南、ゆずの故郷の親戚(←ゆずつながり)のお宅にお邪魔します。

ナポリのナターレは賑やか。
そして食べて食べて食べまくるのが普通。
今夜はベジタリアンにして明日からのおまつりに控えた。

うちにはクリスマスツリーもないから、(ワイヤーで作ったの以外)
大きなツリーにプレゼーペにたくさんのお友達にと、
2才になったゆまはきっと楽しんでくれることでしょう。
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そしていっぱい食べるだろうなー。(希望)
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(でもドルチェだけじゃなくてね。)

Buon Natale a tutti!!
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by grazia_chizu | 2012-12-23 10:29 | day 2 day
はるかちゃん&マウリッツィオのお宅で
先月、鍋をかこんだとき、
あまりに楽しかったので、
すぐに次回を企画して、
この日ナターレディナーとなった。

はるかちゃんのティンバッリーノ。
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アブルッツォの料理のアレンジ版で、
クレープ生地のなかにじゃがいもやきのこなどがつつまれている。
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とってもとっても美味しかった!

サラダはひろみさん。
塩麹につけたきのこが癖になる味。
ゆまが葉っぱの間からきのこを選別しながら食べていた。

ファロ麦とそばの実のサラダはわたし。
コーン、トマト、白菜などの野菜に
お醤油、オリーブオイル、オレガノ、マヨ少々で味付け。

カルチョフィーのオイル漬け、ペペロンチーノの詰め物、
オリーブのパテをぬったパンのアンティパストミスト、
それにローストポークははるかちゃん。
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メインのタラのトマト煮込みはやすこちゃん。
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塩漬けタラをトマトソースで煮込んである。
肉厚のタラの身がくずれずしっかりしているのは生タラではできないな。
是非挑戦したい食材。

やすこちゃんのご主人はナポリ出身で、
同じ建物に住むマンマ(お姑さん)とは毎日昼、夜いっしょに食べるそうで、
やすこちゃんは自然とマンマからナポリ料理を習得している。(いいないいな〜)
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絶品だったナスのグリルのマリネとパプリカのコントルノ。
ナスは「私がお酢好きだから」と酢がたっぷりきいていて美味。

私もだーい好きなパプリカは、何度もおかわりしたくらい美味だった。
マンマ直伝の作り方は、グリル鍋でゴロゴロ焼いて皮をむき、
オリーブオイル、にんにく、ケイパー、を火にかけ、
半生のパプリカを裂いて加えて蒸し焼きにし、
最後にオリーブを加えて出来上がり。
食材は行きつけのナポリ食材ショップから調達するそうで、
パプリカもそれでまたひと味違うのかも。

わたしはあと、カルチョフィ科の野菜、カルディとポテトのオーブン焼き。
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2種類のペコリーノ使用。
これははるかちゃんリクエストで、みんなが「食べたことない野菜」の料理。
あと、ごぼうみたいな苦い根野菜のバーニャカウダソースサラダ。
どちらもみんな「見たことあるけど食べたことない野菜」ってことで作った。
癖になる味だって。


さて、今日はひろみさんの誕生日。
サブライズでハッピーバースデー♪
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ゆまがふーふー手伝った。

はるかちゃんが作ったチョコレートと洋梨のトルタ。
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双子のたまごが入って卵黄多めで大きく焼けたって。
とってもとっても美味しかった!

ひろみさんにはyocchiのことばメモ本をプレゼント。
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yocci直々に「ひろみさんお誕生日おめでとう」とサインしてもらった
スペシャル版。
ひろみさん、イラストが「かんかん(ひろみさんのママ)にそっくり!」と
喜んでくれた。

ナターレだもの、みんなにもプレゼントを。
声楽家のやすこちゃんには音符のモチーフもの。a0142810_1663950.jpg

フランチェスコ(ご主人)、アレッサンドロ(ジュニア)と
家族3人をイメージした作品。

はるかちゃんにはティーカップにハートのビスケットがはいったモチーフ。
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ティーポットの作品を買ってくれていて、それにあうように。
ティーカップがはるかちゃんで、ハートがマウリね。笑

はるかちゃんにはゆまにかわいい本と、自家製チョコレートリキュールをいただいた。
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はるかブログで見ていて、
「良い子にしてたら味見できるかも!」と楽しみにしていた。

そしたらいただいちゃった。
濃厚でおいし〜!ジェラートにかけて食べたい♪

5ヶ月のはるきと、はるか、ダブルはるはる。
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夜更かしさせちゃって悪かったね、はるくん。
はるくんには、Ca' Shinで買ったノンノが作った木の飛行機をプレゼント。

みんな、ボンナターレ!
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by grazia_chizu | 2012-12-22 23:05 | buono!

涙の理由

去年の冬から(1才くらいから)、このメロディーが流れると
ゆまはしんみりしたり、ほほえんだり、あるいは涙したりしていた。


話の内容はともかく、どうもこのメロディーが感情に響くらしい。

最近、いつもテレビをつけない時間につけたら、すぐ後にこれが流れてきた。
そしたら、ぎゃーっと泣き出して、足下にかけてきて顔を埋めた。
今日も同じ。えんえん泣くのだ。
いったい何があるのか、聞いてみたくてしょうがない。

そして、今日友達&クライアントが来ているときに、
PCでトトロを見せて時間をかせいでいたら、
エンディングテーマが流れ出したあたり、
メイとサツキがねこバスにバイバイして、
畑のまんなかでおばあちゃんに駆け寄って
あー無事でよかったよぉ、のあたりで
ぎゃ〜〜〜〜!!!と泣き出した。
「ととと(トトロ)、のんな(おばあちゃん)、めいちゃ〜ん、にゃー(ねこバス)」
を繰り返して嗚咽をあげながら泣くんだもの。

なんとかなだめて仕事をおえて、
もういっかい見せてみた。

「メーイ!」「おねぇちゃーん!」
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ねこバスでサツキがメイをレスキュー。

おかあさんにとうもろこしを届けたあたり、
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「まんまー」と泣きに入る

畑の真ん中でおばあちゃんと抱き合うと、
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もうダメ、うぇ〜〜ん!!

なみだなみだでエンディングテーマを一緒に歌っておしまい。


この間『千と千尋の神隠し』を、はやいかなーと思いながら見せたあと、
エンディングをききながら、何かがぷちんと切れたように泣き出した。

「のんな、ぶーぶー、びんぼ、おばけ〜〜」と繰り返す。

この歌、寝かしつけるときにハミングしたら、じーっとかたまってると思ったら
すすり泣きしはじめた。

ぐずぐずしてるとき、この歌を歌うとしゅんとなるので
ちょっと落ち着かせたいときに今のところ特効薬のように歌っている。

話せるようになったら、いろいろ聞いてみたいな。


おまけ:
うちの隣は人気のパン屋さん。
この時期はパネットーネやボローニャのクリスマスケーキ、パンスペツィエルなどならび、
ゆまは前を通るたびにたちどまり、「とるた」と見入っている。
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by grazia_chizu | 2012-12-21 22:43 | day 2 day

ファラオーナ

クリスマスにむけてカッポーネ(去勢鶏)やらアナトラ(鴨)が
肉売り場にまるまるごろごろ売られている。
それにつられて、でも買ったのはファラオーナ(ホロホロ鶏)。
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圧力鍋に少しの水でファラオーナを蒸し焼きにし、
その間にスライスしたじゃがいもはオーブンへ。
ファラオーナの鍋の圧がぬけたら、
焼けたじゃがいもの上にのせてオリーブオイルもかけてオーブンへ。
ファラオーナを蒸し焼きにした鍋にはかぼちゃと黒キャベツの葉っぱを入れて
3分ほど圧をかけたら鍋ごと流水にあてて圧をぬき、
ボールに入れたら塩とオリーブオイルで味付け、出来上がり。

鶏系の肉には柚子コショウが欠かせない。
この小瓶がおわったらいよいよ誰かにお願いしまいと。

食後はジェラート。
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ゆまはファラオーナに挟んでにんにくを丸ごと食べたらしく、
下をべろべろ見せて何かうったえていた。
それでリフレッシュに、ヨーグルトジェラートを用意。
でこの笑顔♪
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by grazia_chizu | 2012-12-20 23:12 | buono!