ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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東京見物

実家で3日間のんびり過ごしたら、都内に移る。
思えば高校~社会人はじめの数年は、実家から(よくもまぁ)片道2時間で通っていた。
都内に引っ越してきたのは25のとき、代々木上原だった。
それからは、自転車通勤。
代々木公園の坂道がはじめはきつかったものの、
あっという間に鍛わった。笑

東京初心者と一緒に東京再発見のごとく、東京散歩。

まずは東京の全貌を眺めるべく、六本木ヒルズ53階東京スカイビューへ。
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前回同行したイタリア人には、
東京タワーは「えせエッフェル塔」だと
酷評されていた。
えーいいじゃん。
ウルトラマンカラーで好きです。
ちなみに1958年竣工、
高さ332.6 m。


タワーといえば、建設真っ最中の東京スカイツリー。
わたしがイタリアに渡った2ヵ月後に着工したらしい。
父に熱く説明されるまで、その存在さえ知らなかった。

「いま記念撮影しておけば、その高さでいつ東京に来ていたか分かるから」と
カメラに収めるよう熱く語られ、あちこちからそっちの方面をみたりした。
いちばん絵になったか?ショットは、現場近くの浅草にて。
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現在448メートル、2012年の春までの完成時には634mと、
自立式電波塔としては世界一の高さになるとか。

手前はご存知アサヒビールの本部ビル。
隣接するスーパードライホールの上には、
「躍進するアサヒビールの心を象徴する“炎のオブジェ”」byフィリップ・スタルク。


ところかわって銀座。
ショッピングのほか、仕事やギャラリー巡りによく訪れていた。
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銀座1丁目の奥野ビルは、
お気に入りに場所のひとつ。
1932年のこの建物は、
昭和初期の時代のにおいがいっぱい。
かつては銀座アパートメントと呼ばれ、
界隈でも屈指の高級アパートだったとか。
現在はギャラリーを中心にした
テナントが入っている。


今回銀座のギャラリーで面白かったのが、
資生堂ギャラリーの石上純也展
「建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」
建築家の展示の中でもとても共感が持て、多くの人が楽しめる展示になっていた。
~10月17日まで。
(9月25日にはギャラリートークあり!)

オープン時間中のはずが閉まっていて残念だったのが、現代美術ギャラリーの
Gallery Koyanagi
~9月11日まで束芋の「ててて」展開催中。
来年6月から開催のアートの世界祭典ヴェネチア・ビエンナーレ美術展の日本館出展作家に
選ばれている束芋。
東京では逃したけどヴェネチアでは待ち伏せするぞ。

ちなみに前回のヴェネチア・ビエンナーレの日本館出展作家だった、やなぎみわ。
日本のデパート独特の「エレベーターガール」をテーマにした作品は、
写真は日本で見たことがあったけれど、映像版はモデナの美術館で初めて見た。
エレベーターガールの存在を知らないイタリア人にもかなりのインパクトだったよう。

銀座はメガブランドの新しいビルも見ごたえありだけれど、まだまだ残る猫の小道のような路地や、
隠れ家のような店をのぞくのが面白い。
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そんな店はこんな建物の間に
あったりする。
(そういえばボローニャで日本のような
カラスを見たことがない)
たとえば8丁目、かりんとうの
「たちばな」、
銭湯の「金春湯」、
深夜まで営業のパティスリー
「ピエモンテ」、
ホルン印の「月光荘画材店」
などなど。


あっ、着物のギャル(古い!)発見!
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8丁目は並木通りに勤めていたときは、夜な夜な高級クラブのお姉さんたちや
黒塗りビカビカの高級車をよく見かけたものだ。

そんな姉さんたちのところにも届くであろう一万円以上の高級メロン。
イタリアにはまずない、高級果物の贈り物文化。
どこで耳にしたのか、イタリア人でも知っている人は知っている。
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四角いスイカは?私にはおいしそうには見えないけど。

あと、「免許がある人だけが扱える危険な高級魚」として有名な、フグ。
イタリア語ではペッシェ・パッラ=ボール魚。
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たびたび「食べたことある?おいしいの?」と聞かれる。
(クジラもよく聞かれるけど。)
私はフグだったら揚げ物と雑炊が好きです。

イタリアにないもので、日本独特?であろうものをもうひとつ。
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議員グッズ。
失礼ながらすごーーーーくクダラナイ。と思うのは私だけではないはず。
議員会館に勤める友人のはなしでは、
いま鳩山内閣グッズが買い時だとか。(もちろん生産中止だから。)
日本の内閣総理大臣は長続きしないのでも有名。
ちなみにイタリアの首相、ベルルスコーニーは1994年から現職。
それもどうなの・・・
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by grazia_chizu | 2010-08-30 22:54 | viaggio / travel

夏休みで一時帰国

コルシカからボローニャに戻り、3日後には東京へ向かう。
ボローニャからの直行はなく、今回はエア・フランスだったので
ボローニャ~パリ(1時間強)~東京(約12時間)の空の旅。

早朝のフライトで、5時半にはタクシーで空港へ。
ボローニャ中心(旧市街)~空港は7キロほどで、家~空港まで10分強で到着。
そうはいかないのが、成田~東京間。
スカイライナー、成田エクスプレスもあるけどやっぱり遠い(&安くない)!
10月末に新国際ターミナルができる羽田空港がより便利になることを願う。

今回は9日間のステイ。
ヨーロッパから出たことがなかったボローニャ人のパートナー、パオロも一緒。

はじめの数日は、丹沢のふもと、神奈川の実家で過ごす。

3年生のときに引っ越してきた家で、その後父の転勤で
6年生~中学校まで海外で過ごし、高校から拠点は都内だったので
実家近くに今も付き合いがある友人はおらず、
残念ながらほとんど“地元”意識はない。

実家近くで家族で外食をすることはほとんど無かった。
それも栄養士で料理上手の母のおかげだろう。
それでもたまたま父が散歩中に見つけたお蕎麦屋さんには、
最近は帰るたびに訪れている。
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手打ちそば くりはら。(0463-88-1070)
神田松翁などの名店で修行を積んだご主人が4年前、祖父母の民家を再生して作った店で、
蕎麦もつまみもインテリアもとてもセンスがいい。

職人の姿は美しい。
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おじいちゃんたちと来ていた夏休みキッズも見入る。

いつもの天ざる。
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蕎麦は打ちたてに限る!くりはらの蕎麦は十割のみ。
おつまみのゆでピーも美味。ここ秦野は落花生の産地でもある。

それにしても暑い!
今年は113年ぶりの猛暑という日本の夏に、日本人だってうだるくらい。
ボローニャの湿度も高いとはいえ、これほどではない。
しかも冷房に慣れていないパオロ、室内と外の温度&湿度差に参り気味。

それでもここは田舎、近くに牛舎だってある。
夕方になれば都心と違い、少しは涼しい風も吹く。昼寝をしたら、散歩の時間。

毎年初詣に来ていた出雲大社分祠、のお隣の神社。
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半端ないセミの大合唱が暑さに拍車をかける。
「日本のセミの鳴き方は激しすぎて無礼なくらい」とパオロ。(そうか?)

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日本の風景で外国人が必ず
指摘するのが、
地上の電線の多さ。
町の景観を台無しにしているとは、
まさにその通り。
うちの前の空がこんなに
電線だらけだとは思わなかった。


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by grazia_chizu | 2010-08-25 19:11 | viaggio / travel
あぁぁぁっとい間の10日間、コルシカヴァカンスも今日で終わり。
通常1時間強で着くルミオ~(フェリー乗り場の)バスティア間、
基本的に一車線のため朝は渋滞があるので2時間強みておいたほうがいいとのことで、
8時過ぎ、さっと朝食をとったらすぐ出発。
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毎日朝から晩まで走り回り、近所の犬友だちとの井戸端会議までやっていたゆず、
帰りたくないだろうなー。

でもそうもいかないのが現実。
ヴァカンスを楽しむために、日常をがんばるのだ。

2時間弱でバスティアに到着、フェリーは予定時刻を少しすぎて出発。
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ルミオはあんなに晴れていたのに、バスティアはどんより。
いつもそうだとか。
実際、出港して少しすると、青空が見えてきた。
あーこれで作ってきたサンドイッチをデッキで食べたいなー、
と思うも、車に置いてきてしまった。
というか、フェリーに車で乗り込んだ際、クーラーバッグを取り出そうと思ったら
左右&後ろに車をぎりぎりで停められ、なんとかドアからすり抜け身一つで船上層部の客席へ。
サンドイッチは港に着くまでお預けになってしまった。

といっても、たった1時間15分でイタリアはピオンビーノの港に到着。
そのままボローニャまで2時間半、走行中の車のなかでむしゃむしゃ食べた。

ちなみにサンドイッチの中身は、グリルしたナスとズッキーニにブロッチュチーズバージョンと、
特製ツナサラダバージョン。
コルシカの海で食べたのとほぼ同じ。
このサンドイッチ、2010年コルシカヴァカンスの思い出サンドになった。
来年もこのサンドイッチを食べられますように。
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by grazia_chizu | 2010-08-19 23:32 | viaggio / travel
コルシカ名物ですっかりはまったのが、栗の粉を使ったビスケット、カニストレッリ。
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山がちで平地が少ないコルシカは、小麦の栽培には向いておらず、
長い間栗が主食だったとか。
しっかり焼き込まれて香ばしいこのビスケット、白ワイン、アニス、アーモンド、レモン入りなど
バリエーションも豊富。
個人的にはアニスがNo.1!
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この揚げ菓子(右)、フラップもはまった一品。
とてもシンプルな揚げ菓子で、ポイントはレモンの香り。
柑橘好き&ドーナツ好きとしては、揚げたてを見つけては手が出てしまう困ったお菓子。

コルシカは万年雪に覆われた高い山があり、豊富な水源に恵まれており、
ミネラルウォーターも当然コルシカブランドがある。
オレッツァ、サン・ジョルジュ、ツィリアの3銘柄。
なかでもサン・ジョルジュはフィリップ・スタルクデザインのボトルで、デザイン性も高い。
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ラベルの内側はグリーンがかったレモン色。
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コルシカ滞在中、ガス無しは
サン・ジョルジュ、ガス入りは
このオレッツァを愛飲していた。
このボトルも他のミネラルウォーターより
デザイン性が高く、
そして何と言ってもおいしい!
当然、何本か持って帰った。



明日はボローニャに戻る日ということもあり、
最後はビーチにいこうと、アルガヨーラ(Algaiola)の砂浜へ。

こんな景色をみながら、いくつになってもパフェっていいでしょ。
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そしてやっぱり夏は日焼けしなくちゃね。
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ヨーロッパにいるとヴァカンス=日焼けが当然に思える。
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ゆずはやっぱり砂浜は苦手。
海には向かわず、
砂を掘ってひんやりスポットを見つけては
昼寝。(フテ寝?)


今日も夕日にあわせてアペリティーヴォ。
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コルシカ最後の夜、シャンパーニュも格別においしい。

今夜はご近所のドンピェール宅のアペリティーヴォに招待された。
夕日にあわせて家でアペをしたあと、ドンピェール宅へお邪魔。
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パオラ&ジジ宅より低層にあるドンピェール宅からは、
カルヴィのイルミネーションもより近く見える。

アペリティーヴォとはいえ、マダムのバベット、がんばった。
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魚介のサラダには、サルデニアのつぶつぶパスタ、
フレーグラを使っていた。
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ズッキーニのベニエ。辛いトマトソースは、もちろんドンピェールのトマトを使用。

コルシカのソーセージやサラミ盛り合わせ、一口ピザなどのほか、
得意のモモのタルトまでずらり。
大学生になる二人の息子がてきぱき手伝っていて、ほほえましい。

ドンピェールは超多趣味&雑学王で、警官を引退したあと
ますます釣り、狩り、菜園など趣味に没頭、
ダウジングで水脈を探し当てることもプロ級らしく、さまざまな依頼があるとか。
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これはもう一つの趣味。
ここに魚を入れる前に別の大きな水槽で数ヶ月~1年は水や他の魚との相性をみて、
残ったものをやっと自慢の水槽デビューさせるそう。


楽しい話しは尽きない。
面白い!けど眠い!
半分寝ながら聞いていた。

この楽しいご近所にもまた来年会いにこようと、
コルシカ最後の夜を満喫した。
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by grazia_chizu | 2010-08-18 20:32 | viaggio / travel
今朝もテラスで朝食をとっていると、目の前の湾には巨大な船が入港。
世界一周する船だとか。
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船はカルヴィの街の手前に停泊し、街を観光したい人は小船を使う。
豪華客船の旅も楽しそうだけど、船酔いする私は絶対陸の旅派。

今朝はルミオから少し内陸側をドライブ。
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小高い山の上の村アレーニョ
(Aregno)にあるロマネスク
スタイルの小さなこの教会は、
約1000年前のもの。
イタリアはピサのスタイルを
受けついだもの。


この教会を囲むようにしてあるお墓。
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墓石にはコルシカ島やコルシカのムーア人の横顔が彫られている。
お供えの花は数年前までほとんどが焼き物で出来ていたとか。
コルシカ人の誇りを感じる。

アレーニョよりさらに高いところにあるサンタントニーノ(Sant'Antonino)へ。
村の名前のほか、苗字もイタリアっぽいものが多いのがコルシカ。
それはイタリアが統治していた時代背景から。

サンタントニーノは小さな町ながら観光バスも来るちょっとした観光地。
すぐ目にとまったレモネード屋さんで一休み。
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絞っただけのレモンジュースに、自分で水や砂糖を足して
いわゆるレモネードにしていただく。
さんざん出来たと思われる隠れシミに効きそうなすっぱさ。

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入り組んだ町並みは迷路のよう。
気の向くままに歩く。
と、ぽっかり、広場と教会。
向こう側には海。
この街に住んだら
この広場に毎日立ち寄ると思う。


そして海へ。

クラブメッドがあるサンタンブロージュ(Sant’Ambroggio)から
舗装されていない道を西へいくと、ゴロゴロした岩盤のビーチPunta di Spanuに到着。

ここにはレストラン&バー、ル・ロシェ(Le Rocher)が。
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レストランの目の前は小さな入り江になったビーチ。
敷地とそれ以外の境界線はあいまいで、
おそらくこの瓶が境目。夏中クラブイベントをやっている。
今日は風が強く、波が高いので海には入らず岩場から遠くにみえるカルヴィの街を望む。

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ランチは夏野菜と麦のサラダ。
麦はムール貝のワイン蒸しを
したときのスープで焚いた。

それにコルシカのチーズを
食べ比べ。


午後はテラスで、あるいはソファーでそれぞれの時間を過ごす。

20時をすぎると夕日のカウントダウンスタート。
シャンパーニュでアペリティーヴォの準備をしていると、
ふと、グラスやボトルがおとすシルエットに気付く。
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思わず影遊び。
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今日もきれいな夕焼け。
夕日は海にタッチしてから3分23秒で完全に海に沈んだ。
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西の空には月が。



今夜は伝統的なコルシカ料理を食べに、
日中通った山腹にある小さな町Cateriのオーベルジュ シェ・レオン(Chez Léon)へ。
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向こうに光るのは、レモンジュースを飲んだ町サンタントニーノ。

前菜はコルシカのシャルクトリー盛り合わせに、ヤギのチーズのブルスケッタ、
ズッキーニのベニエ(厚い衣のフライ)。
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メインは羊のオーブン焼き。
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これこそイメージしていたコルシカ料理!
とっても好みの仕上がり。

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このワインはコルシカ南部のもの。
しっかりしたボディーで
羊との相性もばっちり。



デザートは、コルシカのチーズケーキ、フィアドーネ。
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コルシカのリコッタチーズ、ブロッチュに、レモン、砂糖、卵などを入れたケーキ。
見た目のまま、素朴なケーキ。
向こう側はティラミス。って、イタリアのドルチェ
(だけどコルシカはジェノヴァだったんだ)。
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by grazia_chizu | 2010-08-17 23:33 | viaggio / travel
コルシカは、歴史、文化、言語など、フランス本土とはかなり違った歴史を歩んでいて、
ワインも本土ではない品種のぶどうで作られるものが多い。
放っておいてもそこそこのぶどうが実る地域では、かなりボディーがしっかりしたワインができる。
ワイン好きにはなかなか興味深い島だと思う。

滞在先のルミオとカルヴィの調度間にあるワイナリー、ドメーヌ・オルシーニを訪問。
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今年は気候に恵まれ、いいワインが期待できそう。ぶどうもたわわ。
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フルーツの木もたくさん。
これはアーモンド。



入り口でワイナリーの説明を軽く受けたら、試飲ブースへ。
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扱っているワインほか食後酒、スイーツ、ジャムなど、試食試飲したいものを選ぶ。
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私はジャムを試食しまくり。見よこのバリエーション!一人盛り上がる。
さんざん迷った末、このワイナリーで作られたイチジク、きんかん、オレンジの苦めジャムに決めた。

駐車場わき、ワイン畑を見下ろすヤギ小屋のひょうきんなヤギたちに草を食べさせて和んだら、
ランチタイム。
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イタリアからもってきたバジルペーストで、
簡単にジェノヴェーゼ。
それに、ご近所のドンピエール
の畑でとれたての超美味しい
トマトのブルスケッタと、
にんじんラペで、
簡単だけど幸せランチ。


そのあとは、風が強いので海には行かずテラスでごろごろ。
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ごろごろしながらも制作。
コルシカでインスパイアされてできた
二本足の魚。


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Maison 2はこの家の名前。
魚と名前はパオラ&ジジにプレゼント。


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今夜はヴェトナム風春雨サラダに
手羽先の八角煮など。
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by grazia_chizu | 2010-08-16 22:27 | viaggio / travel
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朝おきぬけで、テラスに出ると
目の前に広がるこの風景。
最高の朝食タイム。



すっきり晴れた今日は、パニーニを作って海へ。
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家からまっすぐ海へ出たら、
海沿いを東へ。
舗装されていない道を
行き止まりまでいって、
車をおりたら茂みの道を
ひたすら歩く。



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その向こうに広がるのは
一面の青い世界。

海は砂浜より断然岩場派。
いろんな生き物がいて面白い。
シュノーケルとフィンも用意して
意気込んでいったものの、
残念ながら今日は波が高くて
海には入るのは断念。



砂浜ではいっこうに日陰から出てこなかったゆずも
ここでは興味津々で岩から岩へ走り回る。
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釣り人発見。
狙うのは釣竿。(いけません)

作ってきたパニーニは2種類。
ナスとズッキーニのグリル+ブロッチュ(リコッタのようなチーズ)、
ツナ+キャロットラペ+ゆで卵。
デザートはモモとアプリコット。
海辺で食べると格別においしい!

夕方、そろそろ帰ろうかとビーチタオルをたたんでいると、
ゆず、すかさず日陰に。
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あー楽しかった!

帰ってひと休み。おのおのの時間を過ごす。
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建築家のジジは、ボローニャの新しい家の改装プランを練る。
この家も15年前にジジが設計したもの。

夕焼けにあわせてアペリティーヴォ。
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8月15日は、カトリックの国では聖母被天昇日フェラゴスト(Ferragosto)で祝日。
イタリアもフランスも各地でお祭りが開かれる。
さらに、15日といえばパオラ&ジジの記念日で、毎月お祝いをするそう。
今回は156回目、13年お祝いし続けてきたことになる。
それはダブルでめでたい!と、乾杯。
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去年の秋に夫婦になったばかりの新婚さん。
まだまだあつい!

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テーブルには、おいしい野菜の
ディップサラダ。
ドンピエールのトマトは
ほんとにおいしい。



エビとスズキのベトナム風ドレッシングのサラダ。
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コリアンダーとミントは初心者向けに控えめ。

ムール貝と春雨蒸し。
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春雨がムール貝のエキスを吸って美味。

湾の向こう側、カルヴィでは、大道芸人やミュージシャンが道端でパフォーマンスをし、
出店がでて大いに盛り上がる。
そこに訪れる人で、カルヴィへの一本道には車の赤いテールライトがずらり。
去年この家でフェラゴストを祝った友人が、カルヴィのホテルに戻るのに
15キロほどの距離を3時間かけるはめになったそう。
これは家から出ないにかぎる。

今夜のクライマックスは、カルヴィ沖から上がる花火。
その前にデザート。
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まだ22時過ぎ。あと1時間強は待たないと。
でももう眠い!
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いちばんいつも早く眠気にやられるジジ。
まだ大丈夫だよとおどけるも、ソファーから動かなくなってしまった。

その後少しして、花火開始。
た~まや~♪
浴衣着て見たかったな。
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by grazia_chizu | 2010-08-15 23:04 | viaggio / travel
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昨日の晩みた傘かぶりの月の
サインの通り、今日はぐずついた天気。
それでもこのテラスからみる風景は
格別。



今日はカルヴィとは反対側、東の町リル・ルッス(L’lle Rousse)まで足をのばす。
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フランスにきたら、パン・オ・ショコラ!
の美味しいのが食べたーい!
と、カルヴィでもあちこちパン、お菓子屋を巡った。
ここでも数軒のぞいたけどパリパリ具合が好みとちがーう!
東京だったら見つかるんだけどなー
日本人はえらいなー
とぶつぶつ。

でもここの全粒粉のフィセルやパン・ド・カンパニュ。



今日の目当てはおいしい魚。さっそく市場へ。
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魚屋の手前にずらり並んだ
サラミに誘惑される。


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なんとか前進し、魚屋へ。
今夜も料理隊長はわたし。
さんざん悩んだすえ、
地元のムール貝に、
エビ、スズキに決めた。


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コルシカはオリーヴの栽培のさかん。
レモンのマリネ、唐辛子入り、
ハーブ入りなど5種類、おつまみに。


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市場に入ったとたん、雨がふりだした。
黄色いパラソルは雨の日が楽しくなる。
マダムの靴もナイス。

たっぷりの買い出し荷物をかかえたジジ。
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「今日はいいサカナはいってるよ!」と市場のおじさん風におどける。

いったん止んだ雨はふたたび降りだし、
雷が鳴り響く本降りに。
帰りに寄り道して、パオラお気に入りの陶芸家、アントワンのアトリエを訪問。
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● Poterie de Corbara
Carbunaghja - 20256 Corbara
04 95 60 23 37

パオラ&ジジの家で見た食器がたくさん!
藍色、水色、あわい草もち色、砂色の食器は和ものを思わせる形が多い。
窯の前には愛犬メーレが小さく震えている。
雷が怖いんだそう。
ゆずも車のなかで小さくなっていた。

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お昼は、市場のエビで
ヴェトナム風春雨サラダ。
コリアンダーたっぷり。
半熟たまごのとろとろ具合に
ひとりにんまり。

ちなみにこのボールは
先ほどのアトリエのもの。


雨はいつの間にかあがっていた。
雲の切れ目から差す光がなんとも美しい。
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今夜は仲良しご近所さんのドンピェール&バベット夫妻をおもてなし。
パオラ&ジジが留守の間、家の管理もしていてくれている。

パオラと4キロのムール貝を掃除したあとは、
スズキの紙包み焼きを仕込む。
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アペリティーヴォをするころ、オーブンへ。

20時近くになって、二人がにこにこやってきた。
ちょうど沈みかけの太陽が少し顔を出したので、
テラスで乾杯!
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アペリティーヴォには、市場で買ってきたオリーヴに、
ヒヨコ豆のクレープにフランス版リコッタチーズ、ブローチュ。
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エビのタブレ(クスクスサラダ)は香草たっぷり。
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そしてドンピェールのスーパートマト。
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この立派なトマトは、ドンピェールが丹精込めて育てたもの。
牛の心臓という名のトマトで、初めてパリの市場で見たときは
ちょっとぎょっとした。
見入っていると、隣にいた老人から話しかけられた。
「このトマト、最高においしいよ。小さいときから食べ続けてるおかげで
いまでもこんなに元気だよ。」
と、両手で抱えるほどのトマトをひとつ、選んでくれたのは今でも忘れられない。
ドンピェールのそれは、あのときのトマト以上、今まで食べたことがないほど
力強くおいしい。

という話しをしたら、ドンピェールの目がキラキラ。
トマトにかけるアツい想いを語ってくれた。

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ソムリエ風ジジ。
今夜のシャンパーニュは
ニコラ・フィアット。
(フランス語読みだとフォイアット?)
日本で少しPRをしたことがある
という話しをしたので、
ジジが冷やしておいてくれた。
フランスでは一般的に知られた
銘柄だけど、
イタリアではほとんど出回って
いないそう。


苦労して掃除したムール貝のワイン蒸し。
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掃除さえしてしまえば簡単でとっても美味しい。
たまに無性に食べたくなる。
ほんとはフライドポテトがほしいところ。

スズキの紙包み焼きもそろそろ出来上がり。
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フェンネル、タイムをおなかにつめて、
トマト、ズッキーニ、ポテトをしいた。
付け合せは、新ジャガと小たまねぎをたっぷりのオリーブオイルと
ローズマリー&ガーリックでオーブンで焼いた一品。
オーブン焼きは大好きな料理法のひとつ。

園芸、釣りほか、多趣味のドンピェールのもうひとつの趣味は、狩り。
明日は朝4時起きでイノシシ狩りに出かけるそう。
仕留めた獲物の現場での処理の仕方を熱く語るドンピェールは
ハンニバルを思わせた。
いつかドンピェールのイノシシのオーブン焼き、やってみたい。
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by grazia_chizu | 2010-08-14 23:13 | viaggio / travel
ボローニャの友だちが、ラグジュアリーヨットのスーパーブランド、
フェレッティでカルヴィの沖に到着したというので、港まで会いにいった。
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リグーリアのスペッツィエから出発、海にうかぶ美しき別荘フローティング・ヴィラ
とも称される、18mもあるヨットで15日間の船の旅だそう。
(沖に停泊していて、近くでは見られなかった。)
私はぜったい船酔いに苦しむ自信があるので、半日体験でいい。
フェレッティの同時通訳も度々しているパオラも船は大の苦手。
船の揺れを安定させる装置の説明の際、違いを体験させるために装置を切ったとたんに
気分が悪くなり、真っ青で通訳をしたことがあるとか。(・・・うっぷ)

おしゃべりをしている間、ゆず、海の浅瀬に挑戦。
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小魚に夢中になる。

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見上げると、消火放水飛行機
カナディアンが、海の水をくんで
消火するデモを行っていた。
停泊船からみるとギリギリ飛行で
ちょっとびっくするすそう。



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お昼には船ともだち2人を招待して、
船が停泊している湾をながめながら
軽いランチ。

フランスにくるとロゼが飲みたくなる
のはなせでしょう。
この地元のロゼも美味。
ラベルもいいかんじ。



テラスのデッキチェアでうたた寝したら、
家からいちばん近い海辺を散歩。
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浜辺から家側を眺める。
コルシカは海と山がとても近い。
せり立つ鋭い山の峰の風景は圧巻。
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180度反対側は海。
向こう側にはカルヴィ。
そろそろ日が沈む。

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夕日は家のテラスから。
今夜のアペリティーヴォは
アニスのリキュール、ペルノ。
水を加えると緑色を帯びた黄色になる。
「やっぱりここでのアペは
シャンパーニュがいいわね!」
とパオラ。
ヴァカンスだしね!


刻一刻と変わる風景。
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上弦の月は傘をかぶっている。

今夜は野菜たっぷりサルシッチャ入りタジンにクスクス。
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コルシカでは羊をよく食べる。肉やでもいい羊が豚肉より安かった。
本当は羊を入れたかったんだけど、パオラが苦手なので、サルシッチャ。
われながら美味。

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デザートはもはや定番ジェラート。
イタリアのジェラートトップブランドアルジダのカルテ・ドーロの
クリームとチョコの2種盛り。
それに甘口ワインミュスカ。
イタリアの食後酒パッシートと似ている。
でもミュスカはフランスでは食前酒。

食後の甘い誘惑さえなければ、(あとアペリティーヴォも)
ダイエットできる献立だとおもうんだけどなー。
(ダイエットしたい人約2名)
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by grazia_chizu | 2010-08-13 23:53 | viaggio / travel
コルシカでは道端で犬がのんきに道路を歩いている風景をよく見る。
(ヤギや牛も。)
みんな自由。
パオラ&ジジのご近所犬たちも、朝集合して一緒にひと散歩。
それからまた家に帰っていく。

ジジの朝の楽しみのひとつは、ご挨拶にくるお隣の犬、タンギーノに
ビスケットをあげること。
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シャイなタンギーノ、ゆずが来てから積極的にやってこなくなってしまった。
遊びたいざかりのゆずに、タンギーノ引き気味。

テラスで朝食をとったら、坂をてくてく下ってルミオを散歩。
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石造りの家々。
路地の名前はVia Stretta (細い通り)
などイタリア語と同じ綴りのものも多い。


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この教会の塔がルミオの顔。


地元の新聞を買って、コーヒーを飲んで一休みしたら、
今日は海へ。

ルミオから東に5キロほど、アルガジョーラ(Algajola)は小さな庶民的リゾート地。
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ペンションや小さなレストランが並ぶ向こう側は、すぐ砂浜。
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大粒の砂はべたつかず気持ちがいい。
フランス語、イタリア語、ドイツ語圏
の人が多いよう。

顔見知りのカラメルがけナッツ売りの
男の子によると、
ドイツ語圏の人たちは愛想が悪く、
試食してもありがとうもいわず、
ゴミを残していくなどエチケットが
なっていないことが多いそう。
イタリア人は声はでかいけど
フレンドリー。(笑)

今年はフランス本土からと、
ドイツ人旅行客が去年より
圧倒的に少ないとか。
と、地元事情を調達。


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デッキチェアx 2とパラソルx 1を借りて、
ゆずに日陰を確保。

犬を連れていける浜辺が多いのも、
コルシカ旅行の決め手のひとつ。
イタリア、フランス本土、スペインは
ここまで犬welcomeではない。

泳ぐかなーと期待したものの、
はじめての海にとまどうゆず。
砂に穴を掘ったりふて寝したり、
デッキチェアの下からほとんど
出てこなかった。


ランチはブラッスリーで、山盛りのムール貝とフライドポテト。
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ムール貝はクラシックな白ワイン蒸しのほか、カレー風味もあり、
私はカレーに挑戦。
グリーンペッパーがゴロゴロ入っていて、辛激だった。
フライドポテトがすすみます。

日がかげってきたら、海辺の通りを散歩。
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18時をすぎて浜辺に水着で出てくる人たちも多い。

海岸通りのパオラお気に入りの焼き物ショップ、Atelier Caruliでは、
子どもの陶芸教室を開催中。
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20時をまわって、夕日を眺めながら
恒例のシャンパーニュアペリティーヴォ。

今夜はグリーンカレーに
春雨エビサラダ。
ほてったカラダにいいみたい。


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by grazia_chizu | 2010-08-12 19:17 | viaggio / travel