ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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<   2010年 03月 ( 17 )   > この月の画像一覧

数週間前、No.1のタリアテッレ・アル・ラグーをもとめてやってきた
アグリツーリズモ、Il Cucco(イル・クッコ)
今日は単純に、美味しいもの食べにいきたいね、今夜はどこにする?と、
Il Cucco常連のゴフレードと、ボローニャから北東へ24キロ、田舎道をのんびり訪れる。
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宿泊施設とレストラン、それに畑があるIl Cucco。
レストランのメニューは、アンティパスト、プリモ、セコンド、
付け合せ、ドルチェがそれぞれ2、3種類。
シンプルだけど、どれもそそられる内容。
実はボローニャ中心とくらべて2ユーロは下回る価格。
しかも自家製オーガニック野菜を使っている。
一味もふた味も違うのだ。
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アンティパストは、モルタデッラ、サラミ、
スクワックェローネ(酸味があるやわらかいチーズ)、
フリッターターとクレッシェンティーネ(揚げパン)の盛り合わせ。

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プリモはトルッキオのスパゲッティにパンチェッタとペコリーノ。
自家製スパゲッティはもちもち。
パンチェッタ(塩漬けバラ肉)とペコリーノにコショウを利かせてあり、
カルボナーラを思わせる。

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セコンドに、地鶏のソテー、付け合せには大ボールでサラダ。
自家製のオーガニック野菜はスーパーで買うそれとはまったく違った味わい。
バルサミコが甘さを引き立てる。
馬食い(?)したいくらい!

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デザートはすすめられるがまま「昔ながらの」ジェラート。
濃厚なクリーム、牛乳の質の違いがわかる。

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褒め称えたら、レシピをあっさり公開してくれた。
このレシピで100キロのジェラートができますヨ。

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前回同様、食後酒のパッシートに、
Il Cucco名物の「ビスコット・デル・レ(王さまのビスコット)」。

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ヴィットリオ・エマニュエーレ3世が
第一次大戦中ここアルテードに
来たときに食し、大変気に入られた
ことに由来するこのビスコット、
ほーんとに美味しいのだ。

オーナーのアンジェロに、
「EATALYに持っていきなよ!」と
アツくなる私たち。


ビスコットだけでなく、トマトソース、ナスやパプリカのパテ、
カボチャのモスタルダなど、オーガニック野菜の商品も作っている。
しかも5ユーロもしないのだ。
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えらい!

インテリアも田舎風でもやぼったくなく、とてもセンスがいい。
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ニワトリ型のタマゴかごの頭上には大きなカ!
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おもしろい!(かゆそう!)


息投合し、レストラン用にニワトリを作ってくることを約束。
今度は日中来て畑を見せてもらおう。

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Agriturismo Il Cucco
Via Nazionale, 83
40051 Altedo
+39 051 660 1124
レストランは月~土 夜のみ、日曜日は昼夜オープン
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by grazia_chizu | 2010-03-31 23:30 | bar & ristorante
ペットといえば金魚くらいしか飼ったことがなかった。
ゆえにペットグッズには無縁だった。

ペットショップの思い出といえば、夏のアツ~い日、
町屋の金工職人のオヤカタのところで汗をかきかき作業中に
「オイ、水族館にいくぞ」と連れ出され、
ペットショップの水槽をのぞきにいったこと。
30分くらい、いろんな水槽をのぞいて好き勝手なことをいって、
涼しい気分になって帰ってきたものだ。

そんな話は関係ないんだけど。
友達とペットショップにいって、思い出したこと。
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こんなコーナー、犬との生活がはじまるまで
よくよく見たことはなかった。

ゆずと同じくボーダーコリーのブレッド。
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指示通り自らカートに乗り込み
ショッピングに同行。
おもちゃに目がない。
とくにボール系。


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だだをこねたりはしない。


めちゃくちゃお利口なブレッド。
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公園でお気に入りのボールで遊ぶときも、
ゆずに譲ってあげたりする。
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そして超芸達者。


ちなみに町谷のオヤカタのところにもブレッドと同じく
2才のボーダーコリー、モルトがいて
とーってもお利口だった。
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↑雨合羽姿のモルト

ゆずもがんばれ。
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by grazia_chizu | 2010-03-30 22:50 | amici / friends

隣の晩ごはん

20時をまわり、そろそろごはんにしようかなーと
冷蔵庫をのぞいていると、
扉をノックする音。

1フロアに2軒、3階建てのアパートは
みんな顔なじみ。
何の躊躇もなく扉を開けると、作家のステファノ・ベンニが立っていた。
「モニカが一緒に晩御飯どう?っていってるんだけど、来ない?」

アパートのお隣さんのモニカはステファノの昔のパートナー。
ローマに移ったステファノが二人の間の息子(20歳、ハンサムボーイ♪)と
仕事でボローニャに来るたびに、モニカの家に食事に立ち寄るのだ。
「喜んで!」とスリッパのまま(ずうずうしく)モニカ宅へお邪魔した。

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「今日はカルチョッフィ
(アーティチョーク)のリゾットよ」

それは楽しみ!


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ゆず、ステファノが持っていたパンをめがけて突進!
(ずうずうしくてすみません・・・)
モニカが「ゆずも食べたいよねー」と、肉団子をくれたら、
あっという間にペロリ。
それをみて、ステファノが
「molto fortunata って日本語で何ていうの?」というので教えたら、
「ユズ、チョーラッキー!」と連発していた。笑

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お待ちかね、リゾット登場。
カルチョッフィとチーズがたっぷり。
お米の芯の残り具合もばっちり!


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ステファノの弟のチッチョも到着。
ゆず、甘えん坊の顔して
さっそく狙いにかかる。
(お行儀わるいぞー!)


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モニカのパパはIKEAの故郷、スウェーデン人。
この肉団子も、付け合せに使う赤い実のジャムも
IKEAで欠かさず調達。
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デザートに、いちごのマチェドニアと
レモンのソルベ。
今年初のいちごかも。おいし~!


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モニカのもう二人の子供たちが学校で作ってきたり
コレクションしているニワトリやタマゴのオブジェ。
週末は、もうパスクァ(復活祭)。
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by grazia_chizu | 2010-03-29 22:36 | amici / friends
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ボローニャいち美しい広場、ピアッツァ・サント・ステファノに面した
アンティーク家具&モードのブティック、Camera Con Vista
個展『Ars in Fabula (童話のなかのアート)』を開催。
童話にインスパイアーされたワイヤーの作品をつくった。

インビテーションには星の王子様をモチーフにした男の子。
イラストではない。ワイヤーでできているのだ。

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オープニングレセプションにはヴィンテージ子供服のブティックとのコラボで
童話に出てきそうなファッションの子供たちが会場を歩き回り華を添えた。

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私のワイヤーの作品は、
Camera Con Vistaのオーナー、
レベッカの見事なスタイリングで
映画の中のようなドラマチックな
世界に登場。


不思議の国のアリスのティーパーティー。
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ティーポット型バスケット

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EAT MEにトランプの兵士

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イモムシ


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ウサギのケージ


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赤ずきん


ピノキオのクジラ
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カエルの王さま
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白雪姫の小人の窓


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白馬


眠りの森の美女のベッド
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シンデレラのガラスの靴


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馬は実物大の半身。


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おしり側。



などなど。
(その他の写真はflickrにてお楽しみあれ)

空間が空間だけに、ワイヤーの作品自体のインパクトは薄れてしまう。
それでも一人では実現できなかったこんなインスタレーションは
なかなか勉強になった。

この個展、当日の新聞La Reppublicaに紹介されていたからか、
外に行列ができるほどの大入りだった。
ケータリングのドルチェは、6月からスペインのエルブリで修行する
テツが提供してくれた。
ペッパーがピリリと利いたパルミジャーチーズのビスコッティは
あっという間に売り切れ。
空いたボトルはなんと70本以上!
五感で楽しめるオープニングレセプションは、おかげさまで大盛況だった。
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by grazia_chizu | 2010-03-26 23:02 | art & design

卒業シーズン

ボローニャは、ヨーロッパ最古の大学がある学生都市。
卒業シーズン真っ只中で、いたるところで月桂樹の王冠を頭に
友達家族と街を練り歩く卒業生を目にする。

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こちら医学部の卒業生。
「ドットーレ!!」(ドクター)とエールを送られながら、
大学通りをパレード中。
いい笑顔!
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by grazia_chizu | 2010-03-24 03:02 | day 2 day
個展のオープニングを3日後にひかえ、身だしなみ身だしなみ!と、
2ヶ月ぶりにヘアサロンCanèへ。

前回、大大大満足カットをしてくれたパトリッツィアがサロンにいることを電話で確認し、
自転車飛ばして訪問。
13時オープン、14時にいくと、すでに6人のクライアントが。

パトリツィアは私をみると、すぐ飛んできて大歓迎してくれた。
「あのあとユミっていう日本人が来てくれたの。
 英語で会話したけど、やっと自分のヘアサロンに出会えたって
 大喜びだったのよ!
 きっとあなたのブログのおかげね!」
そうだとしたらうれしいな♪
だってほーんとにおすすめだもの、パトリッツィア。
英語が話せるのもポイント高い。

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今回はカットと、10月に帰国時カラーをして以来だったので、
生え際とカラーが残る部分をタッチアップ。

カットはパトリツィアがノリノリでハサミをいれる。
「c'è ma non c'è」(あるけど無い)がポイント。
耳上部分をざっくり切り込んでいるので、
サイドのヘアを耳にかけるとまるでショート。
前髪も髪の運びによってはかなり遊びのあるカット。

カラーはタイ人のトゥミがさすがアジア人!と思わせる
几帳面な仕事ぶりを披露。

今回も大満足の仕上がり♪

シャンプー、カット、ブローで48ユーロ(約6,000円)
+部分カラーとトリートメントで114ユーロ(約14,000円)。
イタリアのスタンダードの美容院の3割り増しくらい。
でもその価値大!

ちなみにCanèは予約を受けていない。
ボローニャ中心と、少し外にあって、どちらも家族のもの。
(Cane'は苗字。)
パトリツィアここボローニャ中心のサロンにいるのは、火、木、土。
時間に超余裕をもって、お試しあれ!
(今回は4時間かかった。)

__________________________________________________
Canè
Via Schiavonia, 6
40121 Bologna, Bologna
+39 051 220977

火、水、木 13:00-20:00
金  8:30-20:00
土  8:30-18:00
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by grazia_chizu | 2010-03-23 03:29 | day 2 day
おしゃれな子供服や大人もたのしいおもちゃが見つかるNeiRami
明日からはじまる子供の本の国際見本市に連動したイベントを開催。
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ショーウィンドーには
フワフワふくらんだ白いドレス。
数字やイラストが投影される。
オルゴールのBGMが
夢見心地な気分にさせる。


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エアーが送られて、動きがあって面白い。

「中に入っても楽しいのよ」とは、neiramiオーナーで、このドレスを作ったラウラ。
モード誌のスタイリストもしていて、ロマンチックでクールな世界作りには定評がある。

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国際見本市の最終日まで5日間、3つの会場で行われるイベント
「トーイ、モード、フード」。
モード担当のneiramiでは、ユニークなファッションの絵本とその原画を展示。

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ふと見ると、シマウマなりきりセットが。
とってもモード♪
だれかにプレゼントしたい。
(&してほしい。)
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by grazia_chizu | 2010-03-22 00:27 | negozio / shop

パスクァ前の巡業

そろそろ10時のおやつにしようかなーと思っていたら、
ベルが鳴った。
ドアを開けると、一人の青年が。
黒のブルゾンに黒いバッグ、セールスマンでもなさそう。

「パロッキア・SS アヌンツィアータの牧師です。
 パスクァの授福式に来ました」

??

カトリックではないとすぐに見破った牧師は、説明してくれた。

パスクァの前にはその教会の地区の家々をまわり、
家の手伝いを申し出て、その後聖水で家を清め、お祈りをささげるのだそう。

ルームメイトのサラは毎週日曜日にはミサに行くけど、今は留守。というと、
「午後また来ます」といって、次のドアへ。

友人の話では、パスクァ前の伝統で、お祈りをささげてもらった後は
お礼を包むそう。
「教会は金持ちなんだから、貧乏な私たちからわざわざお金を取ることはない」
というサラは、ミサにいっても一銭も残さないくらいだから、
きっと「こんな集金システムは結構です」といわないにしろ、
いそがしいからと断ったかも。


夕方、お気に入りのクレメリア(ジェラテリア)にいくと、
隣に立ったのは正装した初老の牧師。
ここサント・ステファノは教会のメッカ地区。
十字架に掲げられたキリスト像の写真が表紙の立派なパンフレットには
「この家に幸あれ」とある。
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オーナーは私のジェラート詰め合わせを包んだ後に、
牧師とショップの奥へ。
なにやらお祈りがはじまった。

今年のパスクァ(復活祭)は4月4日。
それまで牧師たちはイタリア中の家のドアをノックし続けるのだろう。
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by grazia_chizu | 2010-03-21 23:31 | day 2 day

ゆず vs キダ

犬との生活がはじまり、生活にいろいろな変化ができた。
なかでも、公園で出会う犬と飼い主との付き合いは、
まったくもって新しい形の出会い&付き合い方。

最近公園友だちになったのは、キダ。6ヶ月のパグ。
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私と同世代のオルガとは、
家も100mほどの距離なので、
昼前「連れてく?」と連絡しあって
一緒に遊ばせ(燃焼させ)る。


ボーダーコリーのゆずは5ヶ月だけど、キダよりもうずっと大きい。
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それでもキダ、負けてはいない。
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二人の勝負、目がはなせない。
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by grazia_chizu | 2010-03-19 00:04 | day 2 day
友人の画家ジョヴァンニに、今夜は得意の魚料理をふるまうからと誘われ、
サント・ステファノの自宅へ。

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ただものではないこのオジサン(失礼!)、
部屋に飾る自分の作品を度々変える。
今は美人画が多いよう。
よくみるとポップな爆弾がたくさん浮遊していたりする。


小さなテーブルには
4人分のテーブルセッティング。
椅子はもちろん画伯がデコレート。


前菜はフレッシュなエビにカジキマグロのマリネ。


魚介はいつもボローニャ中心の市場ゾーンに2軒並んでいる魚屋で見比べて買うそう。
(私も。いつもは右側のほう。)


ヴォンゴレスパゲッティ。



ナポリはグラニャーノのパスタを使用。
ブロンズの型で搾り出し、低温でじっくり乾燥させたパスタは
乾麺ながらもちもちしていて美味。
代官山にもあるEATALYで購入。

自ら作家で、ギャラリストでもあり、キュレーター、先生、コレクショニスタと
たくさんの顔をもつジョヴァンニ。
最近の作品はね、と見せてくれたのが

これ。
ヘアカーラーとヘアゴムの作品。
アートです。


メインは天然のタイの塩がま焼き。


オリーブオイルとバルサミコを少々。
火入れがばっちり。
サルデニア人のジョヴァンニ、魚の扱いには慣れているのだ。

今日のゲストは私のほか、弁護士のレンツォと薬学の学生マルタ。
アートのムーヴメントや作家など、「ちづは知っていると思うけど」
と前降りをして話すジョヴァンニに、
内心「知らないけど?」とドキドキしていると、
マルタは「アートをよく知らない人をのけものにするその言い方が気に入らない」
と、くってかかる。
話はそれから愛、善と悪、富と貧困、などに発展。
そのたびにマルタはアグレッシブな反応。
親友ならではガチンコなやりとりは
見ていて面白い。

そんな熱いトークの間、お気に入りの場所をみつけたゆず。


みんな平和でありますように。
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by grazia_chizu | 2010-03-13 23:59 | amici / friends