アートフィエラ
2017年 01月 27日
毎年1月末、各国のギャラリーがボローニャに集まるアートフィエラ。関連するアート展やイベントは毎年拡大するも、フィエラ会場のほうは年々出店者も減り勢いが激減している。
とはいえやっぱり一堂に本気のギャラリーが集まるフィエラは見ておきたい。
それでオープニング翌日ユリアと訪れた。
似た価値観をもつ気のおけない友だちとまわるアートフィエラはひとりのときより発見や感動も大きい。いっしょにイイね〜と見入ったのはスペインのおじいちゃんアーティスト、マノロ・バルデスの作品いろいろ。
幅2メートルを越す作品はミクストメディアでトレーシンクペーパーやカードボードなど素材を組み合わせ奥行きもありなにか引き込まれるものがある。
調べるとマノロおじいちゃん、女性の頭部のような巨大な彫刻を数々作っていて、どれも自然とファッションにインスパイアされているようで、やっぱりいい。来て良かった。
この作品も2人で見入ったもの。綿毛や葉の葉脈で作った作品はユーモアもあって好きなタイプ。
ただこれを説明していたオネエっぽいおにーちゃん、ギャラリーの人かと思えばアーティスト本人だった。…イメージ違ったなぁ。
逆にイメージ通りだったのが、この作品に見入っていたとき近づいてきたお兄ちゃん。
ネオン管の原理を使ったこの作品は、若い黒縁丸メガネで天パのエンジニア風アーティストのもの。昨年アートフィエラで30歳以下の若手アーティストにおくられる賞をもらったとか。納得。
気づけばもう18時近く。同じクラスのゆまとニコリーノ、それとみうのお迎えはパオロが行ったけど、チェントロの外の離れた幼稚園にいくレオは誰が迎えにいく?カルロは電話にも出ないしあてにならず、結局ユリアが自転車で迎えに走った。じゃなければアペリティーボして雑談と余韻を楽しんだのになー。
今年はゆまが生まれてからはじめて、街のアート展も周りまくる予定。楽しみ。
by grazia_chizu
| 2017-01-27 16:46
| art & design