一年の終わりとはじまり
2016年 01月 01日
イタリアでcapodanno (年あたま)というと、元旦ではなく大晦日。大晦日どうするの?とはナターレがおわると始まる会話。
今年はいつもの犬友と森の家でという案もあったものの、みんな予定がばらばらで、結局去年もお邪魔したボローニャの山の手のロベルタの家で新年を迎えることになった。
オリーブやサラミ、サーモンのアペリティーボにはじまり手作りトルテッリーニにレンズ豆煮込み、ボッリートミストのほか持ち寄り料理がずらり。
薪を運んだりして疲れていたゆまはドルチェの前にダウン。たっぷり昼寝したみうは踊って年越し。
ボローニャの家で迎えた元旦はベネチアのコンサート中継を見たあと即席おせちにトルテッリーニをたべてから森へ。
さっそく暖炉に火をいれて、ナターレにもらったコッチョで豆を炊いた。
後ろの壺がコッチョ。
ひよこ豆と赤いんげん。乾燥のままたっぷりの水とローリエ、ローズマリー、にんにくを入れて火のわきに。
かきまぜながら数時間。半日で出来上がり。炭火でじっくり煮た豆は格別。
あとはジャガイモのチーズがけ、焼きおにぎりなど。
ドルチェはお菓子の世界大会クープドゥモンドで優勝したボローニャのパティスリー、ジーノ・ファッブリのパネットーネ。さすがの美味しさ。パン屋のパネットーネとは別物。
明けましておめでとうございます。
今年もたくさんのワクワクと笑顔に出会えますように。
by grazia_chizu
| 2016-01-01 04:18
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