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ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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南チロルでヴァカンス

ずっと前から「2月あたりに山でロングウィークエンドを過ごそう」
といっていたパオロ。

というわけで、ユリア&カルロ一家と南チロルへ。
ボローニャから300キロ強、3時間半の旅。

南チロル(ドイツ語でスードチロル)は、
トレンティーノ・アルトアディジェ州の北半分アルトアディジェのこと。
南チロルは第一次世界大戦前までオーストリア帝国領だったのが、
大戦後一部がイタリア領になった。
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イタリア領内の南チロルでドイツ語を母国語とする人々が
ドイツ語を使う権利を得たのはごく最近のことだそう。
滞在したセストでは、標識はドイツ語でまず書いてあるし、
みんなドイツ語を話していて、
まるでオーストリアのチロルにいるよう。

セストはドロミテの中でも一番北東に位置していて、
オーストリアの国境まではたったの9キロ。
南チロルでヴァカンス_a0142810_20124154.jpg

セストのローカル牛乳はドイツ語の方が大きく書いてある。

店もドイツ語表記。
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パン屋さん。帰る前にたくさん買い込んだ。

いまは放牧の時期でなないものの、
夏はあちこちに牛やヤギ、羊がもぐもぐしている景色が広がるのだろう。
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滞在したのはHotel Drei Zinnen、イタリア語ではTre Cime。
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パオロが10年前まで5年間、2月に1週間ずつ滞在していたホテル。
予約のメールをいれたら「これはこれはシニョール・ドニーニ!」と
大歓迎メールが帰って来た。
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このあたりでは、親切、清潔、良心価格のホスピタリティーが
さすがにオーストリア式。

私たちの部屋、58°はマウンテンビュー。
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ベッドルームが2つもあって、4人は泊まれる。
特別待遇に違いない。
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ここでパニーノをルームサービスで遅い昼食。
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ミシュランにも載っているこのホテル、
ずっと以前、パオロが旅行雑誌Doveでこのエリアの記事を読んで
(3年で)3軒、あちこちのホテルの泊まってみて、
やっと満足するホテルに出会い、リピーターになったそう。

サロンも素敵。
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スパもあるのでスキーやハイキングで疲れた体もリフレッシュできる。

午後にはサロンでお菓子のサービスもあり、
週末はアペリティーヴォとライブミュージックが。
そしてリッチな朝食、ディナーつきで至れり尽くせり。

こんなところでヴァカンスできて幸せ♡

Hotel Drei Zinnen

ホテル名のDrei Zinnen/Tre Cimeは「三つの山頂」の意味。
ここからハイキングもできるこの山を目指すハイカーも多い。
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去年のクリスマスに、この山が好きな従兄弟にとオーダーされて作って以来
いつか見てみたいと思っていた。
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一歩近づいた気分♪
by grazia_chizu | 2013-03-07 22:43 | viaggio / travel