AMITIEでルーマニア料理体験
2013年 02月 21日
3回にわたり「AMITIEの世界の料理学校」というイベントが行われる。
*AMITIE: Awareness on MIgration, developmenT
and human rIghts through local partnErships 。
EU諸国を中心に、特にイタリア、スペイン、ルーマニア、ラトヴィア共和国、
そしてブラジルで展開されている。くわしくはこちら)
その第一回目の今日は、ルーマニアと東ヨーロッパ料理。
場所はボローニャ大のメッカ、Via Zamboniにあるパブ&ブラッスリー。
17時から、本日のシェフ、マリアンナに料理を教えてもらいながら
30人ほどのゲストのための料理を作る。
でも私たちは食べに行っただけ・・
ルーマニアの国旗カラーのナプキンでテーブルははなやか。
料理がでてくるまでの間、
友達のブラジル人画家、ジムに、パンのダンスで遊んでもらった。
ボローニャにもルーマニア人はとても多く、私も何人かルーマニア人の友達がいる。
でも料理ははじめて。
よーく飲んで肉、肉、肉を食べると聞いていたけど・・
ほんとにそうだった。
アペリティーヴォにグラッパとヴォッカを割ったもの、マルティーニ、シェリーだもん。
ルーマニアでは小麦や大麦の生産が盛んなため、
ビールやウオッカが生産されていて、
ビールの価格は水と同程度だって。
(どうりでルーマニア人、いつも飲んでるんだ・・)
それにルーマニアのサラミ各種、羊のチーズ、オリーブ、
白インゲン豆のクリーム。
これ、おいしかった。クリームの上には甘酸っぱいラタトゥイユっぽいものが。
プリモに豆のスープか豚の肉団子スープ。
これは肉団子のほうで、ハーブがきいている。
トラディショナルにパンナ(生クリーム)をのせて。
そしてフレッシュ唐辛子。
これをかじりながら食べるのだ。
セコンドは、ジャガイモ、きのこ、ナスのムサカ(重ね焼き)、
唐辛子ときゅうりのピクルス添え;
じっくり炒めたちりめんキャベツ入りまぜごはん、生唐辛子と生クリーム添え;
ママリガ(粗く挽いて粉にし、粥のように煮てから牛乳とバターを混ぜ込んだ
ポレンタのようなもの);
サルシッチャか鶏のグリル。
とにかくどこにもかしこも唐辛子、そしてパンナ。
肉に添えられるスイートマスタードはいい発見だった。
セコンドが出て来たころにはステージはダンスフロア化。
ルーマニア民族音楽が大音量で流れ、みんな輪になって踊りだした。
それを見ながら手をひらひら、くるくる踊りだしたゆま。
数曲踊ったあと、みんながふたたびテーブルについたあとは
ステージの真ん中に飛び出し踊るゆまにみんなに手拍子されるしまつ。
ゆまがドルチェにも目をくれず踊っている間、
前日に仕込んだというスポンジケーキが。
コンデンスミルクのクリームがひと層ごと塗られている。
甘すぎず、思いのほか美味。
こんな素敵な体験を無料でさせてくれたAMITIE関係者のお友達に感謝。
私もチネテカである4月のイベントに作品を展示することになっているので
ある意味関係者。
次の料理教室は3月7日、バングラデッシュほか南アジア料理、
3月21日はセネガル料理が体験できる。
また参加したい!