ボローニャ在住、造形アーティスト小林千鶴のブログ。


by grazia_chizu
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外は雪、チャルダに挑戦

近所のリサイクルショップで
気になっていたこの道具。
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半額になっていたので迷わず購入。(4€ぽっきり♪)

直径20センチほどの円盤状の鋳物で、開くとこうなっている。
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なにか粉ものを焼くということは想像がついたけど、
ワッフルにしては溝があさいし、
ということはゴーフルみたいな薄くてパリパリなものかな、
と想像しながら、
ずっしり重いこれをしょってわくわく帰宅。


ぼたん雪が舞う雪の日、
この道具を使ってみる事にした。

調べると、チャルダ(cialda)を焼く道具とわかった。
ビスケット生地をくるっと巻いたようなジェラートのコーンや、
平に焼いてジェラートに刺してあるものも、チャルダ。

レシピはいろいろあるなかで、
今回はオリジナルでこんな配合にしてみた:

全粒粉 120g
砂糖 60g
卵 1個
牛乳 50cc
バター 20g
オリーブオイル 大さじ1ほど
塩、シナモン少々

卵、砂糖、塩ひとつまみ、シナモンをしっかり混ぜ、
牛乳と溶かしバター、オイルを加え、
粉をふりながら混ぜあわせ、生地完成。
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型は使い込んであるようだったけど、
洗ったらオイルをたっぷりすり込みカンカンに熱していちどぬれ布巾で冷まし、
再度熱して使い始めた。

生地の量が多いと当然はみ出てくる・・
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中火で片面2分ずつほど焼いた。
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一度目は片面にこびりついてきたけれど、
二度目以降からはうまくはがれた。

大小4枚焼けた。
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なかなか一度ではうまくいかないもの。
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おいしいそうです。

見た目はいまいちでもおやつとしてはぜんぜんOK!
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ゆるめ、固めと生地の配合も変えて何度もやってみよう。


調べると、トスカーナでは古くからチャルダは婚礼の時、
必ず出されるおめでたいお菓子とされていて、
15世紀のメディチ家の結婚式では
4000個のチャルダが提供されたそう。

チャルダがおめでたいお菓子となった理由はその作り方にある。
円盤状の上下2枚の型にはさまれ、ひとつの形になる=2人の愛の結合を象徴。
貴族の結婚ということになると、家と家の結びつきという重要な意味があるわけで、
上の型には一つの家紋、下の型にはもう一つの家紋が刻印されるように
彫がほどこされていたのだとか。
この型もどこかの紋章だったりして!
妄想膨らむわ〜
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by grazia_chizu | 2013-01-17 15:23 | day 2 day